今日の御膳（255）　市ヶ谷　とんかつ針の山と「将門の首塚」

年の瀬も迫り何かと慌ただしい今日。風が強いものの溜まった洗濯物を干し、外出。今日は先日、日本唯一のとんかつ学者である増子保志先生の盟友、リトマス博士が行かれた「将門の首塚」を我が君主、増子先生の命令で訪問する予定。

「将門」氏には今年、色々お世話になったのでお礼参りに行って来いとのご命令なり。外出の序でに“とんかつ業務”の遂行も命じられたものの首塚のある大手町界隈には目ぼしいお店が無い。増子先生にご相談申し上げると「じゃさ、市ヶ谷に行きなよ。あそこには将門ゆかりの築土神社があるからさ、序でにそこにも寄ってきてよ」と。という事で今日は「市ヶ谷　とんかつ針の山」です。

東上東京メトロパス（1000円）を購入して出発！折角、市ヶ谷まで行くので途中、靖国神社に参拝。大村益次郎の銅像に一礼。今日のお店、お昼時は混むようなので、本殿に会釈だけしてお店へ。お店は靖国通りに面した通りの地下一階にあります。美容室？と一瞬思うような看板を見て階段を降ります。集中豪雨時は危ない感じ。店内はおしゃれ系とんかつ屋を目指している雰囲気で小体な店内。11時半前ですが既に８割方の客入り。カウンター席に座り、お洒落な感じのメニューを一瞥。直ぐに熱々のお茶がグラスでお洒落っぽく提供されます。今日も定番の「ヒレカツ定食」（1400円）を注文。豚肉は、茨城県の美明豚(びめいとん)を使っているとの事。

今どきのとんかつ屋らしく馬鹿の一つ覚えの様に“塩”で食べることを薦めています。卓上には、ソースをサイドにして、天日塩、ブラックヒマラヤ、ピンクアンデス、カレー塩の４種類の岩塩が用意されています。狭い厨房にはオヤジが３人で調理、接客は学生アルバイトであろうイケメンのお兄ちゃんと気は利かないが言われたことはきちんとこなす可愛いお姉ちゃんの２人で。

１５分程待ってヒレカツが配膳されます。ヒレカツは大きめのが３ヶ。一口サイズには切られていないので、かぶりつきます。肉は柔らかくて若干の甘みもあり美味しい。良い感じで揚がっています。唯、衣が多くて？ボロボロ剥がれるので食べづらいのが難。（カツから剥がれるのではなく周りに衣が多いので剥がれてそこら中にこぼれてしまう）

野菜類は、キャベツ＋水菜＋ポテトサラダの構成。卓上の胡麻だれドレッシングをかけて頂きますが、胡麻の味が濃くてしんどい。さらに輪をかけて厚切りのキャベツで大盛りに盛ってあるので食べきれませんでした。御免！

お味噌汁は、葱入りのシジミの味噌汁で、味が濃いのとお椀がものすごく重い。か弱い？ダックにはまるでバーベルでも持ち上げている様（笑）で食べるのが大変。ご飯とお漬物はごく普通の味。お肉は美味しいので、この量で1400円ならお得かも。しかし、お店の名前なんで針の山なんだろう？食べ物屋さんで針の山なんてちょっとホラーだよね。

さて、お腹も一杯以上になり、物凄い強風の中、将門ゆかりの築土神社へ。場所は靖国神社の裏手のビルの間にポッネンとあります。誰もいないだろうと思ったら２，３人の方が参拝中。皆さん、しっかり頭を垂れてお祈りしておられました。続いてメトロに乗り大手町駅へ。大手町駅の地下通路も迷路の様で疲れる。

さらに風は強くなり「将門の首塚」へ。ここも結構な人達がお参り中。暫く待って一礼！すると一転にわかに掻き曇り、さらに強い風がダックを襲います。その時「イテ！」ダックの額にイチョウの葉が当たりました。イチョウの葉なんて当たっても大したことないとお思いでしょうが、その時は何か石礫が当たったくらいの感覚でした。この事をジャパンオンミョウジクラブの会長でもあらせられる増子先生にお話しすると「やばいね。ダック、なんか悪いことしたんじゃない？生まれてくる赤ちゃんの名前に「将門」を推奨したりとかさ。将門様がお怒りだよ。来年早々大地震が帝都を襲うかもね。早急に将門の霊に対抗するために「帝国華撃団」を再結成せねばならないね」と。「早速、友人の花小路頼恒に連絡しとくよ」と。

将門様のお怒りは、これだけでおさまらず帰宅したら強風で洗濯物が全部吹き飛ばされており、再洗濯（涙）。増子先生、帝都の魔人「加藤保憲」にも連絡してください～。

とんかつ針の山：東京都千代田区九段南3-8-10 いちご九段南ビル B1F

因みに「将門」のお名前を推奨する件は、今日の御膳１７３と１７４に出ています。

参考までに、リトマス博士の「将門の首塚」ブログ

https://ameblo.jp/litmus86/entry-12561347117.html

さらに、「帝国華撃団」のＯＰテーマ曲集