今日は仮面の忍者“赤影”のような“キラリと光る涼しい目”を持つ“とんかつ情報インフルエンサー”の増子保志先生と上野の国立科学博物館で「ミイラ展」を見に行く予定。常人なら電車を乗り継いでいくが、乗換嫌いの先生、志木駅から1日2本出ているスカイツリーリムジンバスで出かけるので、手下のダックも従います。平日のせいもあってか、バスはダックと先生の2人貸し切り状態。先生も「ダック、大型リムジンバスの貸し切りっていいね」と上機嫌。1時間半ほどでスカイツリーに到着です。スカイツリーには結構来ていて特に見るところも無いのでスルーします。先生、「ダック、折角ここまで来たのだから、ミイラ見る前に稲荷寿司を買いに行こうよ」と。ということで今日は「まつむらの稲荷寿司と浅草 セキネの焼売」です。

 

目的の稲荷寿司のお店は、東武スカイツリー線の曳舟駅にあります。初めて降りる曳舟駅から歩いて8分程の下町感溢れる通りにお店があります。

20161月にリニューアルオープンしたらしく、お店は綺麗。家の玄関を開ける感じで入店、カウンターのみで、目の前すぐに調理場が見えます。おばあちゃまと息子氏の2人で営業中、創業は昭和31年との事。

 

お稲荷さん3ケ、かんぴょう巻き4ケのセット(550円)を購入。他にも太巻き寿司がありました。

お稲荷さんはは濃いめの味付けですが、よくあるようなベタッとした油っぽさは無く、揚げは結構つゆだく。甘さは控えめです。お酢はあまり効いていません。

かんぴょう巻きも味は濃く甘めですが嫌な感じの甘さではない。かんぴょうは、しっかり煮込まれているおり柔らかくて美味しい。よくデパ地下にある「志●●寿司」のよりは格上な印象なり。

 

待場のお稲荷さん屋さんですが、しっかりPayPayにも対応しておりビックリ!。増子先生によると、この地域はPayPay販売の重点地区のなっていたとの事で、その流れかもしれないが。Uber Eatsにも登録、充実したホームページも開設しており老舗といえども新しいスタイルを採用していることに感心しました。

 

曳舟駅へ戻って、浅草へ。散歩を兼ねて外国人だらけの仲見世通りを久しぶりに歩いて、お店の変化に驚きながら肉まん、焼売の「セキネ」へ。お土産用に「焼売15ヶ」入り(765円)を買い、小腹が空いたので「肉まん」(260円)も購入。熱々の肉まんを寒空の下でいただきます。いつもと違って少し温めの生地を頬張ります。セキネの肉まんは、一口頬張っても肉餡には届きません(笑)。そう、肉餡は空洞化した生地の真ん中にあるだけ。でもこの肉餡が石ね独特の味を醸し出しており美味しい。焼売も同様の餡を使用しており、小ぶりだが肉肉したしっかりしたお味で美味しいです。

 

しかし、浅草も昔ながらの店がどんどん無くなり外国人相手のお店ばかりが幅を利かせている。寿司屋横丁にあったお煎餅屋の「入山煎餅」や稲荷町のコロックが美味しかった洋食屋「気賀亭」も閉店しておりガッカリ。観光立国を目指しているらしいがこの先どうなるのやら・・

 

稲荷ずし まつむら:東京都墨田区東向島1-15-12

セキネ:東京都台東区浅草1-23-6

 

まつむらのお稲荷さんとかんぴょう巻き

 

 

 

セキネの肉まん

 

 

焼売 小ぶりだけど美味しいよ