マラト=サフィンとファブリス=サントロの最後の全仏が終わりました~
どちらもテニスファンには大人気の選手ですが
サントロについては、私のダブルスパートナーの
まこさん にソックリという事(ご参照→サントロそっくり!←しなくてもイイです(^◇^;)
以外はあんまり思い入れがナイので
サフィンについてのみ・・・
サフィンを世界的に有名にしたのは
何といっても
完璧なプレーでピート=サンプラスを倒した
2000年のUSオープン決勝ですが
(それまでのサンプラスの決勝での勝率は驚異的だったんで
なおさら、この試合はサンプラスファンとしてはショックでした(>_<)
翌年のヒューイットに対する完敗は、明らかに守りに入ったプレーで
サンプラスらしくなく、違う意味でショックでしたが・・・
あ!サフィンの話でしたね~ピートの話になると つい・・(^◇^;)
サフィンがセンセーショナルな登場を果たしたのは
このロランギャロスでした~
全米制覇の二年前になる1998年
プロ転向2年目で、まだ18歳だったサフィンは
見事!予選を勝ち上がり
1回戦ではアンドレ=アガシ
2回戦ではディフェンディングチャンピオンでもある
グスタボ=クエルテンを破る大金星!!
当時、この試合を見てましたが
“どえらい奴が現れた~”と衝撃を受けました(゜ペ/)/
とにかくデカイ!!
当時の大きな選手にありがちなフットワークの鈍さもなく
アガシが放つショットを尽く拾ってましたからね~
数歩走って手を伸ばせば、ほとんどの球に届いてた!
コートが小さくなったんでは?と思わせる程
(そのフットワークも含め)デカさを感じましたね~
この頃は、懸命にボールを拾いまくる姿が印象的でしたが
前述の全米で あまりに素晴らしいプレーをしすぎた為に?
そのイメージを追いすぎて、自らのプレーに納得出来ず
イラつく事が多くなっていったのは周知の事だと思います~
そのメンタル的な弱点もさることながら、彼には
結局 この頃から今の今まで 治らなかった隠れた弱点があると思います~
不安定なフォア?
不確実なネット?
それは「隠れた」では ナイですよね(^◇^;)
それはコチラ↓

サーブ?
そう!サーブ!
それも↑の画像の セカンドサーブ なんです~
サフィンのセカンドといえば、テニス雑誌などでは
“よくキックして安定感も抜群で、一般愛好家には難しいが
セカンドサーブの理想型”みたいに書かれている事が多いですが
私は、この意見には反対
確かに上記の通りでしょうが
まずファーストとセカンドのフォームが違いすぎ!
これはフェデラーやナダルなんかと比べてもらえたら
非常によくわかると思います
なので、セカンドでは全く攻める事が出来てませんでした~
対戦相手にしても
ファーストは、ほぼ どフラットのキャノンサーブに備え
セカンドになれば、必ずキックorスピンサーブが来るので
それに備えていればイイので、分かりやすかったんではナイでしょうか~
フェデラーなどは、ファーストから球種、回転、コースを色々ミックスする事によって
リターンを絞らせないサーブで、セカンドになっても スピン主体ではありますが
やはり同様に色々ミックスさせて効果的なサーブ打ってますし~
(フェデラーと比較するのはチト酷かもしれませんが(^^ゞ)
最後までコレが改善されなかったのは
(おそらく本人は弱点と思ってないだろうから改善も何もないのですが)
ファンとして非常に残念な所ではあります~
結局 四大大会では、先の全米と2005年の全豪の二つのみでしたが
何故か期待をせずにはおられない男 マラト=サフィン
当ブログでも常に期待して応援しておりましたが
彼がいなくなると、寂しくなるな~(;.;)

って!オイ!\(--;)
まだ引退したワケでもないゾ!
そーなんよね~
そして引退を示唆したダケで
正式に引退表明した訳でもないんよね~実はσ(^◇^;)
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