歴史に残る名勝負 二強時代の極み そして新たな時代へ | ラケットにものを言わせたい!?

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まさに歴史に残る名勝負でした(>_<)

ラファエル=ナダル 6-4 6-4 6-7 6-7 9-7 ロジャー=フェデラー


フェデラーは決勝まで1セットも落さずにきた好調を
そのまま持続した いいスタートの様に見えました

が!ナダルがそれ以上のプレーを見せ第一セットを先取


第二セットはナダルが先にブレークされるも、キッチリブレークバックした時には
こりゃ、ロランギャロスと同様ストレートで決着すると本気で思いました(^^ゞ
その時は、こんな名勝負になるとは・・・


第二セットも続けて取ったナダルでしたが
第三セットはフェデラーのサーブが良くなり楽々キープ
逆にナダルの方がサービスキープに苦労する展開でしたが
こういう時は簡単にキープしてる方が
最後にコロっとサーブを落す事が多々ありますので
コリャ完全にそのパターンだわ~と思った矢先・・・

・・・雨

・・・(・o・)

そして雨の中断後、フェデラーは最大の武器であるフォアハンドが当たりだし
(いつもの速さに加え、重さも加わった感じがする凄いフォアだった)
第三セットをタイブレークでモノにした時には
というよりあのタイミング(6-4 6-4 4-5)で雨が降ってきた時に既に
うわ~テニスの神様って、どこまでフェデラーの味方をするねん(/--)/
と またまた思ってしまいました~
「テニスの神様って実はミルカ(フェデラーの彼女)なんじゃないの?」
なんて事も試合中、ぱぽさんとも話してましたが(^^ゞ


第四セットもフェデラーのフォア vs ナダルのバック攻め
という展開での一進一退の攻防 またまたタイブレークへ
そして ここでまたドラマが・・・

ナダルがスーパーショット連発でリード
自分のサーブをキープすれば
ダブルのチャンピオンシップポイントがやってくるというポイントで
まさかのダブルフォルト!
しかも攻めじゃなく 明らかにサーブを入れにいってのダブルフォルト!
これがウィンブルドン初優勝のプレッシャーなのか~

しかし、さすがナダル!
その後は再びスーパーショットを繰り出しチャンピオンシップポイント!
が!この場面でフェデラーがナダル以上のスーパーショットを連発
プレッシャーのかかるサーブもキッチリ入れて
逆転で第四セットも奪取!

さすがに この時は、この男(フェデラー)の頭と心の中は
どないなっとんねん!と あっけに取られ
最強の人間(ナダル)が、怪物(フェデラー)に挑んでる・・・と感じました
これじゃ、ナダルは悟空ではなく クリリンで
フェデラーが悟空じゃん!とも・・(^◇^;)


ナダルにとって救いだったのが
落したセットは いずれもタイブレークで
最終セットは、そのタイブレークがナイという事だったでしょう~

しかしながら、二回のチャンピオンシップポイントがありながら
勝ちきれなかった事を全く引きずらないで戦えるのかな~と
思っていた時 再び雨が・・・

この雨はナダルにとっての恵みの雨になっただろうと思います
ナダルにとってはウィンブルドンでの初めての恵みの雨では
なかったでしょうか・・・

延々と続くかと思われた試合が終わった時
もうあたりは薄暗く、表彰式の時には辺りは真っ暗に・・・

7.7



ナダルのクレーコート連勝記録を止めたのはフェデラーでしたが
フェデラーの芝&ウィンブルドン連勝記録を止めたのは
やはりナダルでした~

二強時代 ここに極まれり!という感じの凄い試合でした!
そして新たな時代の始まりですね~

その新たな時代はナダル時代になるのかといえば
そうも断定できません~
ナダルはあのビヨン=ボルグ以来となる
ロランギャロス、ウィンブルドン連覇を果たしましたが
そのボルグ同様、ハードコートではその強さを発揮できないでいます
ハードコートで強いジョコビッチがいますし
フェデラーも決して力が落ちて負けた訳ではありませんので
新たな戦国時代へ突入でしょう~ね~(^o^)

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