暑い日が続きます。
ちょっと散歩に出るだけで、楓さんは口を開けて
「ハーハー」大変そうです。
日は、少しずつ短くなってきているので
涼しさもやってきてくれるといいのですが。
口を開けていることが多くなると
楓さんの下にある黒い斑点が目立ちます。
この黒いあざのようなものです。
これ、「舌斑(ぜっぱん)」と言われるもので
人間で言うところのいわば蒙古班のようなもの心配ないそうです。
舌斑のあるなしについては諸説ありますが、
縄文時代に渡来した犬には舌斑があり、
弥生時代に渡来した犬にはないといいますから、
その真偽はともかくとして、古い血筋を引いている証拠なのでしょう。
とのことで、遺伝によって舌斑のあるなしが決まってくるようです。
通常、西洋犬より日本犬の方が多く見られ
アイヌ犬や甲斐犬などに見られることが多いそうです。
初めて見た時には、正直驚きましたし、心配になったりしましたが
舌斑があることに対して神経質になる必要はなく
かつて私たちのお尻にあった蒙古班のように
先祖から受け継ぐ遺伝子の証拠だと考えるので問題ないそうです。
犬もヒトと同じように長い年月、子孫繁栄を続ける中で
受け継がれていくこういったことを、目にすることができることすごいです。
ヒトも動物も見た目も性格もそれぞれの違いがあります。
ちょっとした個性として、それも含めて大切に関わってあげていければと思います。
柚さんは、猫ちぐらを買ってもらいご満足。
やっぱり涼しいところが良いようです。