ここはカラカラ星。色々な民族が住まう星。
空には太陽が4つ浮かび、空は黄色く雲は赤い
どこまでも続く海はオレンジ色で、時々、シャボン玉を空へと飛ばしてる。
山はなく平坦な緑の土地がどこまでも続いている。
そこにポツンとそびえ立つのは我らが住まう共同都市。カラカラタウン。
そこには色々な民族が仲良く暮らしている。
翼を持つものだったり、ヒレを持つものだったり
尻尾が生えてるものだったり、光合成するものだったり
細く長いものだったり、常に同じ形を保たないものだったり
大きかったり、小さかったり
もちろん、不都合もたくさんあったけれど
それでも、皆で協力して仲良く暮らせる道を見つけてきた。
それがこの星の日常だった。
ある日、空から大きな鉄の塊がやってきた。
それはぐるりとこの星を回ったあと、ゆっくりと地面に降り立った。
そして、中から出てきたのは二足歩行で歩く始めてみる生き物たちだった。
カラカラタウンの住人たちは
始めは驚いたものの、新しくやってきた仲間に喜んでいた。
それから、歓迎のために代表を選び彼らのもとへ向かった。
しかし、代表たちはいつまでたっても帰ってこない。
不思議に思い、他の仲間が様子を見に行くことにした。
すると、何故だか代表たちは全員檻の中に入っている。
それを二足歩行の民族は取り囲み、知らない言語で騒いでいた。
この報告を聞いたカラカラタウンの住人は考えた。
もしかしたら、驚かせてしまったのかもしれない。
そこで歓迎の方法を変えることにした。
この星の食べ物を集め、彼らのもとへ持っていくことにした。
警戒させない程度の距離へ持っていき、置いていく。
しばらくすると、それに気づいた二足歩行の民族は
置いていた食べ物を持って帰ってくれた。
うまくいった。とカラカラタウンの住人は喜んだ。
敵意がないことを示し仲間をなんとか返してもらおうと
贈り物を繰り返した。
そんなある時、二足歩行の民族がこちらへ何人かやってきた。
私たちは歓迎した。
彼らを暖かく迎えた。他の仲間と共に宴を催した。
二足歩行の民族はヒトと名乗った。
その日の夜、ヒトは牙をむいた。
武器を手に私たちに襲いかかってきたのだ。
更に外にいたヒトたちも乱入し
カラカラタウンの中はあっという間に占拠された。
ヒトは言った。
「この星を我らの占領地とし、この星の生物は家畜とする」
ヒトは仲間を種族毎に分け、交流を禁じた。
生活区域を区切り、人数を制限した。
大きすぎるものは邪魔だと処分され
役に立たないものは不要だと処分された。
ヒトの姿に似た者はペットとして飼われるようになった。
食用価値のあるものは、家畜化された。
仲間だったものがヒトの都合で分けられていく。
いつしか、ヒトは私たち仲間同士で戦わせることを楽しむようになった。
私たちにはどうすることもできない。
どうすればよかったのだろう?
何を間違えたのだろう?
ここはカラカラ星。色々な生物が住まう星。
もはや、その面影は残っていない。
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