こんばんわ、やすのんです。

お仕事を辞めたいこと、今後自分自身でお仕事を創って行きたいことを
職場の上司に伝えてきました。

大好きな職場だから、今後も通い続けたいお店だから、
素直な想いを、ゆっくりと丁寧にお話出来たと思います。

止められることはまったくなくて、むしろ応援してくれて、
残りの一ヶ月が、あたしの身体の負担にならないように、
そして今後のあたしの糧となるように、一緒に仕事をしていこうと言って下さいました。


8ヶ月だけだったけど、ブラウンライスで働けてよかったと
心から感じています。

だからこそ、残りの一ヶ月は悔いのないように、
明日から気持ちを新たにお仕事に取り組もうと思います。


***

震災後。

出会いと別れを繰り返し、気づけば本当にたくさんの方と繋がることができました。
夢を応援してくれて、一緒に仕事をやろうと、導いてくださる方と出逢うことができました。

社会に出るのが怖くって彷徨っていたあたしを照らしてくれて、
ありのままで、好きな事を好きな人と一緒に、
仕事をしていいんだよって教えてくれる人がありました。


2年前。

ハワイで留学しているときに、二人の大切な人が自殺をしてしまったの。
それがきっかけで、いまも連絡の取れない大好きな友人が二人いるんです。

死と別れ。

21歳のあたしには、重すぎた。
全てを投げ出したくって、何にも手につかなくなった。

そんなとき、救ってくれたのが、食べ物だったんだ。
食べ物の命をいただくことで、あたしは日常を取り戻せたの。

生きることを、もう一度続けようって思えたんだ。


だから、震災はとても人事だとは思えなかった。
大切な人を失う悲しみは、痛い痛いほどわかるから。
暗闇の深さは、怖い怖いほど知っているから。

だから、心に届くご飯を作りたいいんです。
ほかのだれでもない、あなたの心に届くご飯を。

悲しみを、暗闇を、一緒に経験することはできないけれど、

悲しみを包み込んであげることならできる。
暗闇を照らしてあげることならできる。

食を通して。

わたしは、心に届く料理を作る人になりたいです。


***

今日は、あたしの2nd Birthday。
自分の心に従って生きていくことを決断した日。


天国のりょうたさん、かなえの妹さん。

生まれてきてくれてありがとう。
あなた達のおかげで、あたしは自分の心に気づけました。

そして再会できる日を楽しみに、あたしは明日もまた生きてゆきます。



あなたの心へ、たんぽぽの綿毛のおすそ分けを。

*petals of a dendelion*
Yasuno