これは、昨年の夏にコロナになった時の話です。

今のコロナの療養期間等違っています。

この時のことをしっかり記録しておきたいと思い書いています。


なかなか、書くのに時間がかかり、すでにコロナも2類から5類になり、生活も元に戻り始めていますが、この時のことをどうしても残しておきたくて、時間がかかっても書き切りたいと思います。



病院には家族全員で向かいました。
ただ、子供が既にコロナ陽性の療養中のため、外に出ることは難しいので、車の中で旦那と待機してもらいました。

家族で向かった理由は私と赤ちゃんだけで向かってしまうと、もしも入院等になった場合車を移動することが不可能なこと、上の2人もコロナのためどう急変するかわからないため、車は絶対的に必要だったのです。また、私と赤ちゃんはコロナ陰性であっても濃厚接触者のため、タクシー等の移動も不可のためでした。


発熱外来へ向かい、すぐに診察してもらうことができました。先生は赤ちゃんの様子、そして私の話をしっかり聞き、診察をして下さいました。

それが、本当にありがたく、心底安心しました。
先生は、すぐにコロナの検査をしてくださり、
その際に、コロナ検査の綿棒の大きさが大人と赤ちゃんで変わらないことに、とても憤ってくださり、我が子にとても寄り添ってくれることに感謝しかありませんでした。

綿棒が大きいため、まだ、生後2ヶ月であった我が子には苦痛しかなかったとは思いますが、検査も先生が自ら行ってくださったことにも、驚きと共にありがたく思いました。


そして、検査の結果は

「陰性」

ほっとしたような、この状態の悪い赤ちゃんを抱えて自宅に戻り、濃厚接触者として残りまだある何日もの時間を私が1人でなんとかして行くのは、大きいプレッシャーに感じました。


この結果を受けて、先生が言ってくださったお話は、飲まない、嘔吐、排尿が異常に少ないこのままだと脱水で危なくなる可能性がかなり高いこと、ただ、濃厚接触者であるため、すぐに見てくれる病院が見つからないこと、現時点でどこの病院もコロナ感染者の爆発的な増加で入院も簡単でないこと、又私の負担等、いろいろと考慮してくださいました。その上で

「みなし陽性にしましょう、そして、入院しましょう。お母さんが入院中にコロナになってしまったら、2人で入院という措置を取ります」

と言ってくださり、入院となりました。



これは昨年12月にコロナ陽性になった時の話です。現在は、家族みんな元気にしています。


赤ちゃんがコロナにかかったことは、コロナ陽性になった際に書かせていただきましたが、どんな感じだったのか書きたいと思います。


朝起きて、機嫌良くなく身体が熱いので熱を測ってみたら、39.1度。。


えっ?なんで??

昨日の夜は元気いっぱい・・なんなら数時間前の夜中のミルクもしっかり飲んでいたのになぁ。


という感じでした。

急すぎるほど急な発熱・・コロナ?インフル?突発??といろいろと頭に駆け巡りました。


なんにせよ、まだ、0歳で熱が高いので病院へ。

ただ、まだ病院が開くまで数時間あるとのことで、発熱外来に予約の電話をした際に、赤ちゃんのために以前出してもらっていた、解熱剤を入れてしまっても良いかを確認して、使ったほうがいいとのことだったので、病院前に一度使いました。



発熱外来に言われた時間に来院し、もちろんコロナの検査です。


看護師さん

「ご家族に発熱等ある方はいますか??調子を崩している方はいますか?」



「いません。この子だけです」



看護師さん

「ご家族に誰も発熱していないのなら、赤ちゃんが一人ででかけたりもしないから、違うと思うけど、院内で診察するためにもコロナの検査しておきましょうね」



「わかりました」



看護師さんと話していても、赤ちゃんがコロナではないんだろうなぁー、なんてあまり前に思っていたので、検査結果が出て、


『陽性』


の事実に驚いてしまったのです。

でも、仕方ありません。


陽性は陽性であって、事実発熱していて、熱も高い。


療養するしかありません。



この時、頭によぎったのは、夏のこと・・

発症日の今日を含めると8日間の療養期間が始まりました。



まずは、部屋の隔離。私の感染はもう致し方ない。私と赤ちゃんのみで過ごす一室を作り、8日間ここで過ごす。赤ちゃんは一切部屋から出さない。私も必要最低限のみの移動にとどめる。


これでどうにか、感染を防ぎたいとおもっていました。



これは、昨年の夏にコロナになった時の話です。

今のコロナの療養期間等違っています。

この時のことをしっかり記録しておきたいと思い書いています。


帰宅後、授乳はしているけれど、明らかに時間は短く飲んでいるようにも感じない。。。


そして、翌日オムツを見ても濡れていない。

やはり、おしっこ出ていない。

飲む時間も短い。でも、吐く。


もう、脱水が心配でたまりませんでした。

クーラーは入れているとはいえ、真夏ですし、吐く時は大量に噴水のように吐き、授乳しても飲んでいる量が少ないから、きっとおしっこもでていない。


困った。とりあえず、もう一度昨日の病院に電話。電話してみると昨日診察してくれた医師が出たようで、旦那が話をしています。


ただ、やはり、保健所を通す必要があること、現在コロナ病床に空きがないこと、空きが出ても赤ちゃんをみなし陽性にはできても付き添いの人が陽性車でなければ、入院ができないこと。を言われてしまいました。



私「では、このまま様子見をするということですか??」(途中で旦那から電話変わりました)


医師「いや、それはだめ。点滴は絶対に必要。しなければならないから、保健所で診てもらえるところを探してもらって。もし、困ればこっちに保健所の人に電話してもらえれば、点滴が絶対的に必要なことを話す。どーしても何をしても見つからなければ、こちらに連絡するように保健所に言って、また連絡ください」


どうにもしてあげられない、苦しさや葛藤を持ちながら、話をしてくださいました。



そして、そのまま今度は保健所に連絡しました。

前日救急搬送したこと。点滴が絶対的に必要なこと。陽性者ではなく濃厚接触者であること。必要なら前日の病院の医師が保健所の方に話すと言ってくれたこと。


保健所「わかりました。一旦切って30分後に再度こちらから連絡させていただきます。ただ、お盆の期間であること、小児特に乳児のため見てくれる病院が極端に少ないこと、陽性者でもない濃厚接触者であることから、病院が見つからないこともあります」


と告げられました。

心の中では、病院見つからない・・お先真っ暗ってこと??と思いました。。


ここから、電話が折り返しで来るまでが長ーく感じました。

折り返しもなかなか来ません。30分経ってもかかってこず、45分経ってもかかってきません。

どーしても待ちきれず、こちらからかけた瞬間、旦那さんの電話にかかってきてしまいました。

ごめんなさい。


保健所「お待たせいたしました。点滴が必須とのことで、前日の病院にも連絡しましたが、やはり満床ということで、他の見てくれる病院をお教えいたします。どこどこのどこで◯時に発熱外来に予約を入れたので行ってください。」


私「わかりました。ありがとうございます」



予約の時間まで45分ほどでしたが、幸いにも我が家から近い病院でした。入院の可能性も含め昨日と同じように全員を車に乗せ、私と赤ちゃん以外は車で待機してもらいました。


保健所から電話が来るまでの時間は、本当くるしかったです。どこも見てもらえなかったら・・赤ちゃんはどうなるんだろう。。私に今この子のためにできることは、他に何があるんだろう。

どうして、こんなことになってしまったんだろう。

焦りと不安と助けたいのに、助けることができないかもしれない状況に、そこしれぬ恐怖もありました。



なので、診てもらえるそれだけでホッとしましたし、ありがたかったです。。