筋肉痛に効くアレではございません。
不協和音のオペラといわれているスキャンダラスな演目です。
寝た子も起きるほどに不協和音が凝縮されています。
前ユダヤ王の三女で、現ユダヤ王のドーター・イン・ローとなったサロメは、その義理の父から日々いやらしい目で見られていた。
サロメは、地下牢に幽閉されていた預言者ヨハナーンに興味と恋愛感情を持つが、バッサリふられてしまう。
それでも諦められないサロメは、その歪んだ愛情から狂女化してしまい、ついには、パラノイア?サイコパス?となってしまい、義理の父の前で「7つのベールの踊り」を舞って、ご褒美にヨナハーンの生首をもらい、その口にキスをして、「キスの味=苦い」と悟るのであった。
今回は、オペラパレスの4階4列(最後列)で、後ろはホールの壁という、高所恐怖症の私にとっては、動悸・眩暈がする席で鑑賞しました。
最後列の席をゲットするのは、最前列をゲットするのと同じくらい大変です。
14時から全1幕、1時間40分の上演で、この後、世田谷区の猫ちゃんのご葬儀へ向かいます!