本日、オーナー様に代わって明日から当分の間、腎不全のねこちゃまの輸液に病院にいってほしいとのご依頼がありました。オーナー様はお仕事でちょうど動物病院があいている時間に輸液につれていってあげれないので、当店にご依頼とのことでございます。ご自宅まで様子をお伺い致しましたところ、やはりうずくまってしんどそうでした。人間みたいに人工透析なんてまずできないから、ほんとにできることは病院で輸液を行い、毒素を体外に出すくらいで、ほんといたたまれせん。わたくしの愛したねこちゃまたちも、過去に尿毒症で4人亡くなりました。ねこちゃまの祖先は砂漠での生活だったので、飲水量が少なく、尿が濃いので、そのため腎臓さんが活発にうごいています。なので痛みやすく、損傷をうけやすいので腎不全はねこちゃまはほんとなりやすいのです。でも希望も捨ててはいけません。尿の数値、BUN、クレアチニンという血液中の毒素の数値は頑張り次第で下がる可能性もあります。根気強く輸液を行い、本人に色々なごはんを試してみる、お水をすぐ飲めるようにしてあげる、保温、リラックスできる環境をととのえる、一番大事なのはオーナー様の愛情でございます。損傷をうけた腎臓さんはなおりませんが、わずかでも残った腎臓さんを大切に守ってあげて少しでも動物たちとオーナー様が楽しく、幸せにすごせるよう、頑張ってほしいと思います。オーナー様は病院に通うということは大変なことでございますが、愛するねこちゃまのために頑張っております。わたくしも一緒に頑張りたいと思います。この思いがねこちゃまの回復に至るよう、こころよりねがいます。頑張ろう!