愛猫家であればご存知だと思いますが、猫の死因の第一位は腎不全で、全体の3割を占めます。
また15歳以上の猫は81%が慢性腎臓病という報告があるように、高齢の猫の大半が患っているといわれています。
さらにやっかいなのが、腎臓の機能が3分の2くらい失われてようやく症状が現れるといわれ、早期発見は難しい病気です。
セミントラは、有効成分のテルミサルタンを含有する猫の慢性腎臓病治療薬です。
セミントラの有効成分であるテルミサルタンは、血管を収縮させる物質であるアンジオテンシンⅡが、血管の特定部位に結びつくのを防ぐことで、血管収縮を抑えます。
腎臓の輸出細動脈を拡張することで、糸球体内圧を低下させて、たんぱく尿の漏出を緩和します。
既に腎臓が悪くなった猫がセミントラを服用したからと言って、完治するわけではありません。
あくまでも延命というより、腎臓病の進行を遅らせる薬だと思ってください。
猫用の薬ですが、小型犬にも使え、効果が期待できます。
デメリットは価格です。
ずっと与えなければ、腎臓が悪くなるので、継続服用が必須です。
そのため、薬は海外通販での購入者が増えています。
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