結膜炎とは、眼球の白目からまぶたの裏側を覆っている結膜と呼ばれる膜に炎症が発生した状態です。
犬や猫、人間も同じです。
さて、犬や猫が結膜炎になる原因は、いくつかあります。
まず異物の混入。
ゴミ、シャンプー、花粉、粉じんなど空気中にある化合物が目に入ることで反応することもあります。
また、まつげの生えている方向が悪いと目を常に刺激することになり結膜炎になりますし、目の周りの毛の混入が結膜炎の原因になることがあります。
片方の目だけが結膜炎を起こしている場合は、目の中に異物が入ったことが原因であることが多くなります。
次に、ウイルスや細菌に感染することで結膜炎を発症することがあります。
この場合、両目とも結膜炎になります。
最後に、ペットが元々持っている基礎疾患などが原因して結膜炎を起こしていることもあります。
アトピー性皮膚炎やドライアイ、ブドウ膜炎、緑内障、流涙症、副鼻腔炎などの基礎疾患がある場合は結膜炎にかかりやすくなります。
さて、心配なのはペットの結膜炎が人間に感染するかどうかですが、
異物混入やアレルギー体質で結膜炎になった場合は、人にうつることはありません。
細菌やウィルスが原因の結膜炎も基本的には人間に感染しないとはいわれています。
とはいえ、ペットが結膜炎にかかった場合、ペットの世話をした後は、手洗いや消毒などをきちんと行う必要があります。
あまり神経質になることはありませんが、ペットの目の治療を済ませた後は、きちんと手洗いをする習慣をつけておきましょう。
また、結膜炎とはいえ放置せずに、治療用目薬を使って、早めに完治させてあげましょう。
▼ご購入はこちらから▼