コクシジウム症は、コクシジウムという寄生虫が原因で引き起こされる病気です。
コクシジウムが体内に侵入したとしても多くの場合は症状が表れませんが、
免疫力が低下していたり、
子猫のように元々免疫力が弱い状態であると寄生虫が増えてしまい、
コクシジウム症が発症してしまいます。
コクシジウムはほとんどの場合、人間にはうつりません。
ですが、コクシジウムの仲間の「トキソプラズマ」は人間にうつることがあります。
トキソプラズマは猫の糞便や生の豚肉から感染し、妊娠中の女性が感染した場合、
胎児の流産の原因となりますので注意が必要です。
妊娠の予定がなければ何も問題はないです。
妊娠の予定があっても、妊娠初期(できれば妊娠中も)にかからなければいい話で、
ペットのトイレの処理に手袋を使ったり、
処理したらきちんと石鹸で洗うのを徹底していれば全く問題はありません。
婦人科医師によると、
猫から感染するより、
生焼けの肉を食べることで感染する可能性のほうがず~っと高いそうです。
感染すると発熱します。
一方、ジアルジア症は犬、猫だけではなく、
鳥類を含む小動物や私たち人間にも感染する寄生虫です。
実際に、アメリカでは年間100万人以上の感染者がいるという報告もあり、
日本では年間50~150名ほどの感染者が報告されていますが、
症状を示さない人や、軽い症状が時折繰り返される程度の人も多く、
報告数を遙かに上回る感染者が存在すると考えられます。
人がペットからのジアルジア感染を避けるために、
ペットと触れ合ったあと、
特にトイレの処理には手袋を使い、
処理したあとには、必ず石鹸で手洗いをする習慣を身に付けましょう。
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