ペットのくすりやさん
村へ戻って、農家氏と合流して水田へと向かいました。
スタッフブログです。
香港からお届けしています。 
いかがお過ごしでいらっしゃいますか？
5月最後の週となりましたね。
台風第1号が フィリピンの東で発生しました。
被害が出ないことを願って止みません。
私は香港の自然豊かな村で生活しています。
週末は近所の干潟で海岸清掃を趣味でしています。
春の季節風と大雨が運んできた漂着ごみ、
なかなか減らないのですが、この土日は
団体さんがやってきていました。
海岸清掃はイベントの一部だったようでした。
近所のわんこさんたちも干潟に来るようで
いつもの黙々ぼっち拾いとは違う週末でしたよ。
わんこさん達、干潟が大好きなようです。
あ、おばちゃんだ！と気づいて見てくれると
うれしくなりますね。
土曜日 
入り口付近はイベントがあるせいか、流木が除かれていました。
ちょっとすっきりしてきましたね！
入り口から左を団体さんが拾っていたので、
私は右側を拾いました。
細かく砕けてゆく発泡スチロールを先に拾うようにしています。
細かいゴミばかりを拾うのはストレスを感じます。
なので流木も積極的に（？）動かしましたよ。
流木移動は筋肉を使います、熟睡でした！
日曜日 
ついに水田デビューしました。
午後3時に待ち合わせをしたので、干潟でゴミを
さっと拾おうと２時から出かけました。
２時は日が高く暑かったです。
そしてまた団体のイベントがあり、
賑やかに海岸清掃が行われていました。
どうしようか、戸惑いつつも拾うことにして始めました。
すると、運営の方に声をかけられましたよ。
目立ったのかな？いつもぼっちで黙々と拾うので
注目を浴びて緊張しました。
お邪魔ですか？と聞いたら、そんなことありませんよ！
と言われたので１時間拾えました。
膝上まである長靴を借りましたよ。
農家氏、これからはＢさんとお呼びしましょう。
Ｂさんが湿地帯の生き物や植物の説明をしてくれました。
いつもの見なれた風景、そこにある
一つ一つに名前がありどんな働きをしているか、
この湿地帯がどうしてユニークなのか、
お話を聞いてから水田に入りました。
香港では年に３回お米を収穫できるのだそうです。
稲穂が出てきたら鳥がすべて食べてしまうので、
このようにネットを張るのだそうです。
ここで稲作をする目的は、野鳥のためだそうです。
野鳥同士ののネットワークはどうなっているのか
分かりませんが、水田にしか来ない野鳥がすでに
観察されたそうです。
どうやってわかるんでしょうね！？
水牛はＢさんを認識しているようで、
穏やかな顔でこちらを見て草をまた食べ始めましたよ。
柵のそばの稲はかなり短くなっていました。
聞くと水牛が葉を食べてしまうのだそうです。
私が担当（？）した草むしり終了後の水田。
当面私がお手伝いできることは、除草作業となります。
水田を歩いたのは生まれて初めてでした。
作業時間は１時間半くらいでしたが、
経験したことのない疲労感でした。
８時半にはもう寝ようか、と思ったほどでしたよ。
Ｂさんは裸足で水田の中をさっさと歩かれます。
そんなＢさんを見てすごいわーと感心していました。
そして時折、足についた水田によくいる
吸血虫（名前は書きませんが）を手で取って
ポイっと投げるのでした。
それを見て私は気を失いそうでした。
野鳥が食べるんだそうです！
これが精神的にかなり堪えました。
私、都会っ子だったのね、と思いましたよ。 おまけ 
土日とも夕飯はお肉を食べましたよ。
肉体労働のあとはお肉を食べると満足しますね！
お読みいただきありがとうございました。
皆さまとしっぽのある家族にとって良い週となりますように。
