今朝、散歩の途中で、たぶん老犬だろう、を散歩させている人をみた。

ほとんど歩けない ようだ

バッグをもつように、腰を支える紐で、腰を持ち上げられながら1歩また1歩とゆっっくり歩いている。

1歩歩いては へなへな~っと腰が落ちてしまって座り込んでしまう。

それを飼い主さんが持ち上げ、ゆっくり歩かせようとしている。

そして、もう1歩も歩けないのか、途中からだっこされて木のにおいを嗅がせてもらったりしていた。

オイラは複雑な思いで見ていた。。。

普通の野生動物であったら、四足動物にとって歩けなくなること立てない事=死を表わす。

しかし犬はもはや、まったくの野生でもなく、人間環境の中に生きる特殊なポジションにいる生き物だ。

がんばって生きて欲しいと支える飼い主さん

それに答えようとがんばるワンコ

しかしそこには自力で歩けなくなった四足動物としての犬も同時に存在している訳で

飼い主の期待に答えようとしている反面、立てない自分をされけ出している屈辱感をオイラは感じずにはいられなかった。

恥ずかしい。そして迷惑をかけてごめんなさい。
そういった感情をきっと犬も持っているように、感じてしまった。

犬としての誇りとはどういうものなんだろう?

彼らは歩けなくなった自分と飼い主さんの思いをどのように受け止めているのだろう。

そして

オイラは

自分のパートナーが歩けなくなったら、どうやって接するのだろう?

老犬介護。。。またしても複雑な問題が過剰な医療の発達とともに生まれてしまった。