ペットの行動心理カウンセラーでアロマとレイキそしてクリスタルセラピストの獣医師のブログ

先日いただいたワンコ用のトリーツ♪

おいしそう・・・


おはようございます音譜



今日から新しいパピークラスがスタートいたしますラブラブ!




さて、今日はワンちゃんの攻撃性について。



日本問わず、ワンちゃんの問題行動でもっとも多い症例は「攻撃性」です。


以前まではワンちゃんがご家族に対して攻撃をした際は、「優位性の攻撃性=つまり犬がボスになってしまっている」という診断名をつけていました。



ところがもう10年の前のことですが、ワンちゃんと人の間には優位性や劣勢がないことが証明されました。


またいままでワンちゃんの行動や社会構造は先祖であるオオカミを参考に考えられていました。


昔、私も「オオカミはメスとオスのアルファーを存在し比較的大きな群れをなす」と、学びました。


しかしそれは誤っていることもわかってきました。


オオカミは実は家族のみ(父、母、子供)をメインに小さなグループを作って生きている動物だということがわかりました。



以前の研究では血縁関係ではないオオカミたちを人の都合で1つのグループを作り研究対象にしていました。


そのような血縁関係がないグループでは物事の秩序を作らなければ争いごとが絶えなくなるため、アルファーやそれに続く地位のオオカミの存在が必要でした。


ところが、実際の野生のオオカミたちは家族構成なため子供が親に歯向かうこともなくとても平和に暮らしています。




ワンちゃんは先祖であるオオカミが途中で成熟しない状態、つまり幼形進化の状態です。

ワンちゃんが成長してもしぐさや顔つきが幼いのはこれが理由です。



また、本当に優位性の高いオオカミやワンちゃんは相手に攻撃的な態度をとることはありません。

攻撃的な態度をとらなくてもよいポジションが保たれるのです。



たとえばあるワンちゃんが食器ガードをする子だとします。

ご家族が食器をとろうとすると怒るのです。


昔の理論であれば「愛犬がご家族に優位的な態度をしめした」ととらえます。


しかし実際は違います。


このワンちゃんが食器を取られることに不安を感じていてその不安から攻撃的な振る舞いをするのです。

またこのようなワンちゃんは幼いころから自分の要求を我慢することを親兄弟のかかわりから学んでいないことも考えられます。


ですのでこの対処方法は家族がリーダーになるために毎日愛犬に怒鳴りちらすことではなく、「人の手はフードやよいもの、うれしいものをくれる安心できる手」というものを教える練習をすればよいのです。


実際にフードガードしているワンちゃんのボディーランゲージを見てみるとわかります。

ボディーランゲージは必ず体顔のすべての状況をみて判断する必要性があります。



これからどんどん行動学も進化していくと思います。


いつも私は思います。

ワンちゃんにとって必要なのは厳しいリーダーではなく、愛情あふれ安定した感情をもつ親という存在だということを。

みなさんも是非愛犬にとって最高の保護者になってくださいねクローバー



命あるすべての存在に愛と光を虹