大川きょう子(もう旧姓といったほうがいいかもしれないが)氏が個人的に騒いでいる一連の大川隆法氏に対する離婚記事にたいして、あの温厚な大川隆法氏側もしかたなく、幸福の科学の名前で名誉毀損の裁判を起こすようだ。まあ当然といえば当然である。おそらくは何度も何度も大川きょう子氏本人には、反省を促すようにねばり強い交渉をしたはずだとは思うが、結局それもきょう子氏本人には聞き入れられなかったということだ。

大川隆法氏との離婚に関するきょう子氏の供述には、嘘や矛盾点が多く、実際週刊誌側も最後にはあきれるほどだという。これをみていると最初は良くても結果的に人生に失敗していく人の傾向性がとてもよくわかる気がする。これは我々も反面教師として、ことの顛末を見守っていくことにしよう。
こちらの大川きょう子の週刊誌記事についてにも興味深いことが書いてある。

「大川きょう子氏の過去世は文殊やアフロディーテ、ナイチンゲールではないことが分かった上に、イエスを売った裏切りのユダであったという、衝撃の事実が明らかになりました。このようなきょう子氏が「週刊新潮」や「週刊文春」で語る総裁や教団の姿は、著しく偏ったものであり、虚偽の事実に彩られたものとなっています。この記事に関しては、広報局としても、きょう子氏本人に厳正なる抗議をし法的対応を行うとともに、週刊誌に対しても対応してまいります。このような悪意ある虚偽の羅列である今回の記事について、いちいち間違いを指摘する必要もありませんが、あえて両誌の記事の主要論点に触れて、このきょう子氏の主張がいかに偏ったものであるかの一端を示しておきたいと思います。」(記事より抜粋)

ここで、私の興味を引いたことは、過去世という言葉である。仏教では転生輪廻と言って、生まれては死に、生まれては死にを繰り返して、この世では修行をしているのだということであるが、この転生輪廻が正しいことだとすると、この内容もおもしろい。つまり、ユダは、イエス・キリストを銀貨で売った人で、その後、地獄に堕ちたと言われている。

歴史は繰り返されるということであるが、また宗教を裏切ったということだろうか。この世は修行の世界だとすると、この度の生まれた修行は失敗であったということだろう。この歴史が繰り返されるということが正しいようであるが、これも転生輪廻によって回心できるかという修行なのだろう。大川隆法氏によって大川きょう子氏が苦しめられたのではなく、大川きょう子氏が大川隆法氏を苦しめたことによって、幸福の科学という教団や子どもたちから大川隆法氏に離婚を勧めたのだということが本当の話のようだ。
どうやら幸福の科学は22日、かつて教団の総裁補佐であった大川きょう子氏を教団から永久追放するらしい。その記事がこちら。大川きょう子 永久追放の懲戒処分について

「大川きょう子を、還俗時である10月28日にさかのぼって、信者として教団から永久追放(除名)の懲戒処分としました。
 処分の理由は、三宝帰依違反、和合僧破壊の罪、在職中における教団に対する多大の人的・経営的損失の責任、複数の週刊誌を用いた教団に対する様々の名誉毀損・虚偽の風説の流布行為、数々の言葉で神聖なる信仰の対象 主エル・カンターレを汚した行為、霊言・霊示への愚ろう行為、神聖な霊言に名誉毀損なる言いがかりをつけた行為、教団財産の詐取を企図した行為等によります。」

改心を願って宗教的な指導をしてきたのだろうが、まぁ、教団を脅しているのであれば永久追放も当然の話だろう。大川隆法氏との離婚という問題じゃなくなってきたようだ。

大川隆法氏は教団のインタビューで幸福の科学の信者に対して謝っているような感じのコメントがあるが、大川隆法氏と大川きょう子氏との発言や投稿記事の差を見るとどちらが正常かは明らかで、大川きょう子は狂っているとしか思えない。ケンカは両成敗とは言うものの、逆上している方が負けということを見ると、大川きょう子氏の方が負けということだろうか。

幸福の科学は仏教をベースとしているようであるが、仏教では地獄にも階層があって、罪の重い人ほど下の方に行くらしい。その中でも、宗教活動を妨害するという罪ほど罪が重いということらしいので、大川きょう子氏の死後は仏教的には大変なことになるだろう。

まぁ、大川隆法氏との離婚の裁判が行われたとするならば、そういった霊的なことはほぼ通用しない法律の世界なので、既成事実を作っておきたいということで雑誌にねつ造記事を掲載するということは、よくある手だなと思う。
幸福の科学の総裁、大川隆法氏の離婚について、いろいろとご夫人が週刊誌に投稿をしているので、その内容について、幸福の科学の見解をいじくってみいたいと思う。そのパート3

「大川総裁が行事や大講演会で身に付けていらっしゃるものは、主が実際にお使いになった大切な宝物(ほうもつ)として、当教団でしっかりと管理させていただき後世に伝えるべきものです。私物ではありません。後世にお伝えする主のお姿が素晴らしいものであるのは、私たち信者にとっても喜びなのです。」(記事より抜粋)

どうやら、大川隆法氏は説法のときに高級時計を身につけているようである。この大川きょう子氏の雑誌記事を見たときに、私は麻生首相の話を思い出した。麻生首相が衆議院選挙での演説のときに大阪に来て、「みんなが苦しいときなので、自分も¥2,000の時計をつけてきました。」と言ったような記憶がある。そのときに思ったことは、「世界最大規模の経済大国のリーダーが、¥2,000の時計を着けるな!」である。また、大川きょう子氏も、大川隆法氏との離婚を考えているときに、夫の腕時計の話をするとは何とも情けない。自分の夫が立派な格好をしていることにホコリを持ってもらいたいものである。

有名な宗教家というものは、その名前や写真が後世まで残ることが通例である。幸福の科学も世界宗教を目指して信者も増えていると聞く。おそらく現在では、名前や写真意外にも、ビデオにも残っていくことだろう。そういった中で、教祖が貧乏臭いビデオが後世まで残ってしまっていたら、それは現在の信者の恥と考えることが当然だろう。大川隆法氏が説法をするときには、大川隆法氏に高級時計をつけてもらうことは、教団としては当然の成り行きだろう。

ところで、大川きょう子氏が離婚を考えている中、大川隆法氏は離婚ではなく反省をしてもらいたいと願っているとのことであるが、これだけムチャクチャに言われて公に反論をしない所を見ると、やっぱりトップの器としてできている人なのだと、私は思った。
幸福の科学大川隆法氏の離婚について、いろいろとご夫人が週刊誌に投稿をしているので、その内容について、幸福の科学の見解をいじくってみいたいと思う。そのパート3

「かつて信者有志による講談社フライデー事件という間違った言論機関への抗議行動がありましたけれども、きょう子氏は勇気を持って抗議した信者さんの姿を見て、「私は信者さんたちのために命を落としても構わない」とまで公言されていました。その同じ方がこうしたメディアでの発言を通じて全世界の信者の心を傷つけていること、そしてさらには、会員限定で行われたきょう子氏に改心を促すための宗教的指導を、名誉毀損であるというふうに主張されているのは残念でなりません。」(記事より抜粋)

私は知らなかったのであるが、かつて幸福の科学は講談社のフライデーに書かれた事件をめぐって講談社と争っていたことがあったらしい。この幸福の科学広報局長の話からすると、大川きょう子氏は大川隆法氏と同様に、幸福の科学の信者にとってはかけがえのない人に見えたことだろう。今回の大川隆法と離婚を考えているということであるが、ショックを受けたのは大川きょう子氏ではなく信者の方かもしれない。その改心の促しを侵害だとして訴えるのも、大川きょう子氏も幸福の科学の一信者としては恥ずかしい話である。そもそも、幸福の科学の教えという宗教的なことを信じていない時点で、「一信者だった」ということも怪しいが・・・。

幸福の科学は日本を代表するような宗教団体になってきていて、世界に出ようとしているのであるから、日本を代表して世界に出ていると見てよい。そういったことから、こんな問題だらけの人が妻ということで、大川隆法氏も離婚ということではなく、早く大川きょう子氏を封印してしまってもらいたい感じもする。