男子テニス部の部室で樺地が大きな包みを持ってきた。もちろん、その斜め前には偉そうにふんぞり返っている跡部。

「その包み、何だよ?」

宍戸が聞くと、跡部が小さくため息を吐いて口を開いた。

「青学から送られてきた」

「開けてみましょうか」

鳳がカッターを取り出しダンボール箱を開けた途端、異臭が部室に立ち込める。

「これ、青学の乾汁じゃ……」

「臭いC!」

向日と芥川は鼻をつまみ、後退りする。

「メッセージが入っとるで」

忍足が片手で鼻をつまみ、もう一方の手で紙を取り出す。

『やあ、元気かい?
乾が新しい乾汁を開発したんだけど、彼が他校の反応を見たいと言ってね。
とりあえず氷帝に送ってみたよ。
ちゃんと飲んでね

不二より』

何とも言えない恐怖で身震いがする。

「……よし、まずは忍足先輩ですよね」

「なんでやねん!俺、先輩やぞ!?」

「だから何だと言うんですか」

「ええええ」

日吉が乾汁を忍足に無理矢理飲ませると、忍足は奇声をあげ倒れた。

「次は、向日先輩ですよね」

「俺!?」

「ダブルスペアでしょう」

「関係ねーじゃん!!」

「樺地」

「……ウス」

樺地の力を借り、日吉が残った乾汁を全て向日に飲ませる。他の部員はほっと胸を撫で下ろし、向日は残った部員を恨みがましく睨みつけ、忍足の横に倒れた。

「……下克上だ!」



乾汁の恐怖!



(忍足のでこに肉って書いたC!)
(あ、それ僕も書きたいです)
(止めてやれ、鳳)
(宍戸さんがそう言うなら)