立海の男子テニス部レギュラーには一人だけ二年がいる。
名前は切原赤也。自称エースらしい。
いきなり果たし状を持ってきたりする馬鹿な一面もあるけど、俺たちにとったら可愛い後輩だ。

「ぶちょー!」

「どうしたんだい?」

わかめみたいな髪を揺らして、俺のところに走ってくる。まるで犬みたいだな。

「見てくださいよ!俺、英語で70点取ったっす!」

「それは凄いね」

70点が高いのかよく分からない。(俺や柳はいつも90点とかだし、英語が得意ではない真田でも80点は必ずとってる)
けれど、赤也はいつも赤点ギリギリを彷徨っているから、7割超えたら奇跡なんだろう。

「へへっ!ふくぶちょーにも後で褒めてもらうんす!!」

嬉しそうに掲げるテスト用紙にはでかでかと『70』の数字が書いてある。これを見せるためだけに一生懸命走ってきたのか。

「む、赤也。三年の廊下にわざわざ何の用だ?」

「ふくぶちょー!見てくださいよ!!」

きらきらと効果音がつきそうだ。真田はうむと頷き赤也を撫でる。

「赤也にしてはよくやったな」

「でしょでしょ!どう?天才的ぃ?…なーんつって!」



頑張ったわかめ



(勉強頑張ったんだね、赤也)
(ジャッカル先輩が教えてくれたんすよ!)
(あぁ、ジャッカルは英語が得意だからね)
ぐるっぽって何かよく分からない。
ということで入ってみました←

うん、何すればいいんだろう。
喋ればいいのか?スレ立てれば良いのか?

……とりあえず頑張リマス←
短いけどしゅーりょー(ノД`)

「俺、実は女だったんだ」

滝がいきなり部室へ来て、跡部へ申し訳なさそうに謝ったあと、そう言った。

「お前が女、だと?」

「うん、テニスがしたくて、嘘吐いてたんだ」

ごめんと泣きそうに声を震わす滝に、レギュラー陣は驚きを隠せず、口をぱくぱくさせた。

「何で今更言うんだ」

跡部が低い声で言う。確かに、三年間も隠していたのになぜ今になってそんな告白をするのかとレギュラー陣も頭にはてなを浮かべる。

「だって、俺、跡部のこと、好きなんだもんっ……」

うるっと瞳を潤ませる滝に胸が高まる。
確かに滝は中性的な顔立ちだったし、雰囲気も男らしいと思ったことは無かった。

「滝、俺は、」

「なぁーんてね!」

「え?」

「嘘に決まってるだろ?俺が女だなんて嘘だよ、う・そ!
二日遅れだけど、エイプリルフールさ」

涙目から一転して至極楽しそうに笑う滝に対し、跡部はわなわなと体を震わせ、顔をこれでもかと言うほど赤くしていた。



真っ赤な嘘!



(変な嘘吐くなよー!)
(ごめんね、でもまさか騙されるとは……)