日本人の服装はただでさえカジュアルに傾倒しているうえに、時代のシルエットが「ナチュラル・リラックス」なので、フォーマルな場でも少し崩した服装をすることが許される風潮があります。
私の知っている方が「最近のテレビに映るニュースを読む女性アナウンサーの服が普段着すぎる。どうにかならないのか?」という指摘をしていましたが、これは同アナウンサーのビジネスに対する意識の低さではなく、時代のシルエットや世論(親しみを感じる女性アナウンサーがウケる)の影響であって、ある程度仕方のないことだと思っています。しかし、ビジネスで人前に出ること、一緒にテレビに映る男性アナウンサーがスーツを着用していることとの調和を考えると、せめて「普段着と同じ」とは思われないくらいの服装をしたほうが良いでしょう。
手軽にフォーマル感を出すなら、トップスを襟やボウタイのあるブラウスにする、ジャケットを着る、膝上丈のボトムを着ない、オープントゥではないパンプスを履く、まとめ髪にしておでこを出す、直線的なシルエット(Iシルエット)の服装をする、落ち着いた色みの服を着る、などがオススメです。アナウンサーだけでなく、仕事をしている女性で制服がない会社に勤めている方は毎日の服装に上記の要素を取り入れると仕事ができるように見えるので、周りの見る目が変わってくると思います。服装で中身まで判断するのはどうかと思いますが、それでも世の中では外見で判断されることが多いです。もし、職場で正当に評価されていないと感じることがあれば、それは普段着に見える服装のせいということも十分に考えられます。
「地味になる」と心配される方は、さりげないアクセサリー(小さなイヤリングやピアス、華奢なネックレス)と肌に合う色の口紅で色やツヤを足してください。それでも普段着と比べると地味になってしまうかもしれませんが、スーツ姿の男性も地味な格好をして働いているので職場内での調和は取れます。
また、メンタリストのDaiGoさんが次のような動画をアップしていますが、モテること以外にも自分に合う色の口紅をつけるメリットとして「ファンデーションで肌を作りこんだり、チークをのせたりしなくても、口紅だけで肌がきれいに見える」、つまり「時短メイクが可能」であり、「肌に合わない色のトップスを着ても、口紅の色で肌色を明るく見せることによって、ある程度着こなせる」ことができます。DaiGoさんは「メイクでお金をかけるなら口紅」と言っていましたが、色さえ自分の肌に合っていればお金をかける必要もありません。私は明るめの肌色で、濁りのないイエローベースの色(スプリング)が一番肌に合うのですが、キャンメイクのステイオンバームルージュ02(スマイリーガーベラ)が一番肌をきれいに見せてくれるので、職場に家にカバンに、と多数備え置いてあります。安い口紅なので、一応リップクリームを塗った後に付けるようにしていますが、特に唇が荒れたこともありません。うっすら色がのる程度に塗るだけで肌に透明感が出るので、重宝しています。
退勤後は大きめなアクセサリーに付け替えたり、スカーフを巻いたり、華やかなバッグをもったり、髪を下ろしたりすれば意外とそのまま夜の街に遊びにも行けます。メリハリのある服装で仕事と遊びをうまく切り替えて、どちらも大いに楽しみましょう。