脳MRIとCTを撮ってきた | 還暦主婦、肺腺癌stⅣ

還暦主婦、肺腺癌stⅣ

2022年6月に60歳直前で肺腺癌ステージⅣと診断されました。
EGFR遺伝子変異(L858R変異)
まずはタグリッソを1年、次にジオトリフを1か月、
2023年8月からはアリムタ・カルボプラチンの点滴治療。
治療経過、副作用、終末準備など、備忘録として残します。

今日は朝イチから脳MRIとCTの撮影日だった。

 

出勤する夫と一緒に家を出て、1時間ほどで病院に到着。

 

まずは脳MRI。

造影剤のルート取りの際、ゴムバンドを巻いていた看護師さんが「うわっ」と驚いた。

なに?どうした?

溜息交じりに「いい血管ですねぇ・・・」だって。

よほどご苦労をされているのだろう。

 

自分ではよくわからないが、看護師さんや研修医の先生方にとって、多分「いい」血管なのだろう。

その看護師さんは、血管も「遺伝なんじゃないですかねぇ」と言う。

だとしたら、私は両親に感謝だな。

 

多くの方が点滴のルート確保の際に痛い思いをしておられるようだが、

ありがたいことに、私は失敗されたことがまだ一度もない。

大概、一発OK!だ。

この記録はぜひとも長く更新し続けたいものだ。

 

 

私の「いい」血管は、父と母のどちらの遺伝なのだろう。

 

父は晩年、病院を出たり入ったりしていた。

入院中、点滴は手の甲からしていたように思う。

そういえば、痩せて細くなった腕に痛々しい跡が残っていたかな。

 

母は病気知らずの人だったので、血管がどんなだったか全く知らない。

ごく稀に目まいで脱水症状になり、病院で点滴治療を受けていたことはあったが、

母と血管の話はしたことがない。

 

兄はどうかな。今度会ったら聞いてみよう。