今回は少し哀しい話を。



ペーは職場の老人ホームの

あるおじいちゃんに

先生と呼ばれてるんですが

今日は先生と呼んでくれませんでした。



今日はペーが

そのおじいちゃんに

「おじいちゃん、今日は飲み屋に行くの?」

と、話しかけたんですが

今日は、普通に

「いや、行かない」

と答えられました。


ぺーが

「最近行ってない?」

と聞くと

「最近、行ってないね〜!」

「昔はね、こうこうこうでね」

などと、答えてくれました。


そこから、トイレの話やら

色んな話で盛り上がったんですが

とうとう最後まで

先生とは呼んでくれませんでした。


それが今日は少し哀しかったです。



話をした後

掃除を終えたペーは

上の階に移動する為

その部屋を出たんですが

なぜか、今日初めて

そのおじいちゃんがペーに向かって

ドアの窓越しに手を振ってきました。


ぺーも手を振り返したのですが

今日ぺーは一体どんな認識を

されていたのでしょうか?


今日は先生じゃなくて

友達と言う認識だったのでしょうか?


よく分からないけど

最後に手を振ってくれたので

先生と呼ばれなくて少し哀しかった事が

全て清算されました。



まぁ、仲良くなると

なかなか良いおじいちゃんだなぁ。

と言った感じです。



なので、冒頭「少し哀しい話」

と書きましたが

結局はまぁ、哀しさと嬉しさで

プラマイ0になった話でした。