少し暇ができればKindleを読むようにしています。
外出自粛で図書館には行かないようにしているので(面倒❓)最近はKindleばかりです。

「脳を最適化すれば、能力は2倍になる」



この本は精神科医の樺沢紫苑先生の本です。
樺沢先生のYouTubeはよく拝見しているので、興味があり、今回はこの本をじっくり読んでみることにしました。
樺沢先生といえば、知ってるワードは朝散歩。あとは、朝のゴールデンタイムに重要な仕事を持ってくるや、夜はスマホを触らないなど。今12時前でスマホを触っていてあまり良くないのですが。
序章には、脳内物質について書かれています。
全編通して読んでみたところ、この本はいかに脳内物質を出して、充実した生活をするか、ということが書かれています。

では脳内物質の種類について。
ドーパミン    幸福物質、モチベーションにかかわります。

ノルアドレナリン    逃走や闘争、恐怖不安集中、ストレス、仕事脳、交感神経

アドレナリン    興奮物質 興奮、怒り、交感神経(昼の神経)

セロトニン    癒しの物質 落ち着き、平常心 心の安定、共感脳         

メラトニン    睡眠物質 眠気 回復物質、アンチエイジング

アセチルコリン    記憶と学習 ひらめき
副交感神経(夜の神経)

エンドルフィン    脳内麻薬 多幸感 アルファ波

どれかが出過ぎてもダメで重要なのは、バランスだそうです。

気になるのはドーパミンについての記述です。ドーパミンて、良いイメージに捉えていましたが、過ぎたるは及ばざるが如しで、ありすぎも良くないようです。過剰に取りすぎると、幻覚や、統合失調症という病気になるようです。

では、ドーパミン仕事術という章です。
全部は書けないので、まとめのみ書こうと思います。

脳内物質ドーパミンが分泌されると、幸福を感じる。
脳に報酬を与えると、モチベーションが高まる。
ほどよい難易度の小さな目標を刻むことで大目標を達成できる。
目標を達成した自分を強くイメージする。
楽しみながら実行する。
目標達成したら、ご褒美を与える。
その後次の目標を設定する。
脳はチャレンジを好むので常にチャレンジを。

2 ノルアドレナリン仕事術
適度な緊張で、ノルアドレナリンは分泌されるようです。
例えば講義中に指名され怒られることで、シャキッとすることがあります。そこで、真面目に取り組まなくては怒られるな、と感じ、学習効率がアップするという結果です。痛みも感じにくくなるようです。ストレスもありすぎるのはよくないけど、適度なら良い効果をもたらします。ノルアドレナリン効果なのですね。
まとめ
恐怖や不安などによってノルアドレナリンが分泌される。
モチベーションアップもノルアドレナリン効果。
締め切りを設定するだけで、仕事効率はアップする。
ドーパミン型モチベーション(ほめる)ノルアドレナリン型モチベーション(叱る)をバランス良く使い分ける。
うっかりミスが増えてきたら脳が疲れている証拠、休息が必要。
仕事のしすぎに注意しよう。
スマホや携帯は切って、仕事を完全に忘れること。

アドレナリン仕事術についてのまとめ

勝負物質。興奮は怒りと関連して分泌される。
アドレナリンは身体機能を瞬間的に高めてくれる。
腹の底から声を出すとアドレナリンが出る。歌とか良いようですね、
ピンチに陥ってもあきらめるな。勝負物質アドレナリンがあなたを助けてくれる。
心臓がドキドキするのは成功の証拠。
過剰な興奮や緊張は、深呼吸をするだけで収まる。
満員電車はアドレナリンを分泌させ、かなりのストレスになっている。
昼ははバリバリ働き、夜間はゆっくりと休みアドレナリンをオフにする。
アドレナリンをオフにする習慣は、興奮系娯楽はほどほどに
風呂、シャワーは、温度に注意する。
入眠前に激しい運動をしない。
遅くまで残業しない。
ゆるい時間をもつ。
家族や仲間と過ごす、など。

4 セロトニン仕事術

セロトニンは朝分泌されるようです。樺沢先生が朝散歩を提唱している理由はこれです。
では、まとめです。
癒し物質、セロトニンは覚醒、気分、心の安定と深く関係している。
セロトニンを活性化する方法は、日光を浴びる、リズム運動、咀嚼の3つ。
カーテンを開けて寝ると、寝起きがすっきりする。
起床後2〜3時間の脳のゴールデンタイムを有効利用しよう。
脳を活性化するには朝食は不可欠。
煮詰まった時の気分転換に役立つセロトニン気分転換仕事術は、外食ランチ、歩きながら考える、深呼吸、音読、首回し運動、上記の気分転換の組み合わせ、などです。
感動の涙には癒しの効果がある。共感力を磨けばセロトニン神経が鍛えられる。
普段からセロトニン神経を鍛えておけば、うつ病の予防にも役立つ。

5 メラトニン仕事術
メラトニンとは、睡眠に関する物質です。
睡眠が取れないと、最良のパフォーマンスが実行できません。睡眠は重要なのです。
眠りをさそう物質がメラトニンなのです。
ではまとめにいきたいと思います。
睡眠物質、メラトニンが分泌されると眠気を生じる。
熟睡、疲労回復のために不可欠な物質である。
不眠は心や体の病気の前兆かもしれない。
メラトニンを出す方法は、部屋を真っ暗にして寝る、入眠前に薄暗い部屋でリラックスする、入眠前に蛍光灯の光を浴びない、深夜のコンビニで立ち読みしない、入眠前にゲーム、スマホをいじらない。日中のセロトニンの活性化、朝太陽の光を浴びる
1日7〜8時間ぐっすり眠ることを目標にしよう。

6 アセチルコリン仕事術
やる気がないなら、とりあえずはじめよう。一番しっくりくる物質です。とにかくやってみる、というのは、重要なようです。

では、今日はここまでにしようと思います。