これまでの経験から大丈夫だと、今回もいけるんだと油断していた
しかし実際に富士山をまじかに見るとこんなにも高い山だったのかと絶望してしまった
冬の富士山は遭難するなど危険も多い、しかしそんな前情報もなしに無謀にも挑んでしまった
富士山攻略のために500円を要した
そして私の前に立ちはだかった富士山がコレだ!
私の予想よりも遥か高く、非常に威圧感のある堂々とした姿をしてた
ガイドさん(店員さん)からは3人前はありますよ、と告げられたが3に前どころか5人前はありそうだ
前回のジャンボスパゲッティがかわいく見えてくるほどだ
ちなみに戦いの舞台はココ
保土ヶ谷区役所地下
区役所内からも、地下駐車場からも繋がっているものの非常に目立たない場所
保土ヶ谷の富士山、、、想像以上だ
そこから私の長く厳しい戦いが始まった
番号を呼ばれて取りに行ったのだがまずお盆が重さで若干歪んでいる
それをテーブルまで運ぶのだが他の客の視線は私(富士山)に集中している
頂上からゆっくりと降りていくように食べるのだが時折小さな雪崩が起きる
ようやく頂上の尖っている部分を食べ終えたところでおばあさんが近寄ってきた
おばあさん「あなた本当にお蕎麦が好きなのね、オホホホホホホ」
俺「いや、こんなに多いとは思わなかったんですよ」
おばあさん「あら、あなた初めて頼んだの?私は器一杯でもうお腹いっぱいよ、オホホホホホホ」
非常にどうでもよかった
おばあさん「そんなに食べられるの?」
俺「なんとか食べることができると思います」
ちょっと見栄を張ってしまった
おばあさん「じゃあがんばってね、オホホホホホホ」
非常に元気なおばあさんだった
あと軽く10年はそのままだろう
しっかし見栄を張った手前諦めるわけにはいかないということで黙々と食べ続けた
富士山が削られるたびに私の精神もガリガリと削られていく
下にいくほど重さで固まっており、また水分を吸っているためにフニャフニャのお蕎麦になっている
半分を超えた時点で既に20分が経過したのだが下がれば下がるほどに山が広がり、麺も不味くなり、私の食欲も低下していった
そして並の量の2倍ほどまで減ったところで私の箸が止まってしまった
今年最大のピンチ
しかしブログに 富士山攻略 と書きたい
頑張って食べるもなかなか減らない
食べていても味がしなくなったためガイド(店員さん)にお願いして汁を変えてもらった
よし、味も戻って多少の変化はあるだろうと一口、、、味がしない
どうやら同じ味ばかりを食べていたために舌がバカになってしまったらしい
私と同時期に入った客はもう当然姿は見えない、後から来た客も既に一度総入れ替えになっている
全員が全員、帰り際に私の麺の量を確認して去っていく
そしてようやく底が見えたころには既に45分は経過していた
そこから口にする蕎麦はどうしようもなく不味かった
満腹感に疲労感と残りの蕎麦の量に吐き気すらしてきた
そこからジワジワと迫りくる吐き気との戦い
ここまで来ると何が私を突き動かすのかわからない
それでも私は蕎麦を口にする
空腹のときならば1口で食べてしまえるだろうと思う量まで減った
一気にかきこんだ
吐き出しそうになった
そして最後の一口、噛まなくてもいいほどに柔らかい蕎麦を何とか飲み込むことに成功
店内はランチの時間もとうに過ぎ去り客もほとんど居ない中、私の頭の中では客席が満席でスタンディングオベーションが起こっていた
脳内で花道を歩くように返却口にお盆を返した
そうして私は意気揚々と(這う這うの体で) 味奈登庵 保土ヶ谷店 を後にした
富士山攻略!
もう富士山盛りなんて頼むものか!!
蛇足
あまりに大変だったのでブログにもできるだけ伝わるようにいつもより表現を過剰にしてみた
きつかったぁ