そして僕は今、名古屋の街を歩いている。

とゆうより、また迷っている。

名古屋というのはどうも、僕にまだいてほしいらしい。

かれこれ駅を探して西へ東へ


それにしても、朝の名古屋というのは、変な気分だ。

普段名古屋は昼かもっと遅くに来る場所で朝にはいない。

つまり、素晴らしく心地よい。

『世界が素晴らしければ素晴らしいほど、人恋しくなる。』


今、
最初に寄ったコンビニに戻って来たが、

反対を向いたら駅はすぐ近くにあった。
クラブから駅までは歩いて15分かかるところ。

残り時間は10分。走るしかない。


アルコールの回った頭とテンションの低い中、慣れない都会を先輩に言われた通りに走った。


目印の公園が見えたところで、南米系の外国人に話し掛けられた。

『お兄さん、アレどう?』

振り切るために思わず左に曲がった

すぐ知ってる道に出るだろう。

23:47

終電の時間を過ぎても、見たことのない道だけだった。


あそこで左に曲がるべきではなかったのだ。


電車で帰る方法は無くなった。

選択肢は、
クラブに戻り朝まですごす




5時間かけて歩いて帰るか。


歩いて帰ってやろうか というような気持ちだったが、冷静になってやめた。


それで、近くに住む
友達の家に行くことにした。


近くと言ってもとても歩ける距離じゃないし、
タクシーを使うことに。


運転手から
『とんだミスショットだったな。』と。


その通りだ。



つづく