ペットヒーリングサロン
『ペットピース』
大久保あやこです


今回はシニアペットの
シャンプーの受け入れについて
書いてみようと思います。
(只今、諸事情によりトリミング業は
お休みしております🙇)



ウチのコはまだ若いし
という飼い主さんも
ぜひ今のうちに知っておいてほしいな
と思いますウインク




シニア期に入って
これまで通っていたサロンから


『高齢のコのシャンプーの
受け入れはできません。
これからは
サロン併設の動物病院で
シャンプーを』


と言われてしまうことが
あります。



すべてではないですが
大型店のペットショップ内のサロンから
個人のサロンまで
シニア期に入ったコのシャンプーを
断るお店が一部あります。



また、病気の進行などをみて
条件付きで断る場合も
あります。



10歳~、11歳~とか
お店によって断る年齢は様々です。



なぜ、断ってしまうのでしょうか?



トリミング中の体調の異変を
恐れているから
なんですね。



作業中、だんだんと
徐々に体調が悪くなる
というイメージがあるかもしれませんが



具合が悪くなる時の
ペットの容態の変化は



急にバタっと
脱力してしまう



のが特徴ですガーン



この脱力したあと
フッと回復するコもいれば
残念ながら
そのまま亡くなってしまうコもいます。



トリマーさん達は
この、体調の急変
を恐れているんですね。



以前、私も作業中に
バタっと脱力してしまった
高齢のコがいました。



幸いにも、すぐ回復し
飼い主さんにすぐに連絡、
病院へ付き添いましたが
大事には至りませんでした。



その飼い主さんには、数年前から

◎高齢のコのシャンプーに対する
リスクの説明。
◎作業の短縮(デザインカットから
衛生重視のグルーミングへ)
◎日を分けての作業の提案
◎近所の方でしたので、必ず自宅待機で

など、いろいろな話し合いを
していました。



その後は
○自宅へ訪問トリミングにするか
○お店で付き添いにするか
○日を分けての作業にすること
を話し合わせていただきました。



1時間で作業が終わるコでしたので
ちょっと頑張らせてしまったのが
反省点でもあります。



それ以降は
日を分けた分割作業へ
移行してもらうことを
早めに提案するようになりました。



このように
とくに個人で営業されている
お店のトリマーさんは
ずっと来てくれていたペット達に
出来る限りの対応してあげたい
と思って仕事をしている方が
ほとんどだと思います。



高齢のペットちゃんを
飼われている飼い主様
何度も通うのが面倒かと思いますが
トリマーさんと密に
話し合いを重ねていって
いただけたらな、と思います。



これまでサロンだったのを
◎訪問ケアにしてみる
◎お尻周りの部分洗いのみとする
など、ペットの負担を減らす勇気も
必要かな、と思いますニコニコ




ペットヒーリングサロン
『ペットピース』
新潟県保  第1102001保管
登録年月日 H19.1.31
有効期限  R4.1.30
動物取扱責任者 大久保綾子