山口県の左上。
山口県の左上は、県の右上にも勝るとも劣らないほど、何があるかよく分からない、謎の秘境です。
そんな山口県の左上に、とっても綺麗な景色があるということで、見てきました。
それが、この角島大橋。

山口県下関市に位置し、総工費149億円。
全長1780メートルで、完成時は無料で渡れる橋として、全国最長だったそうで、とっても綺麗。
写真では伝えきれないほど、感動しました。
ところが、この角島大橋。
秘境だけあってアクセスがめっちゃしにくい。
車があれば、下関ICから60分と公式サイトで案内されていますが、車で来ていない遠方から来た人間が、公共交通機関で行くには、どうすればよいのでしょう。
公式サイトには、「JR山陰本線 特牛駅(こっとい)で下車。ブルーライン交通バス角島行きで約23分です。」と記載されています。
しかし、この特牛(こっとい)駅の電車の本数は、1日10本程度。
また、ブルーライン交通バスも1日8本程度。
電車とバスで乗り継いで行け、という公式サイトのアクセス方法は、事実上困難なものとなっています。
そこでぼくは考えました。
レンタカーを借りるのは高い、電車+バスはアクセス困難。
では、レンタサイクルがあるじゃないか!
ということで、最寄り(と思われる)の長門市からクロスバイクを借りて、片道28キロの小旅行をしてきました。
貸してくれるのは、長門市観光案内所。
ショップ青海島というところにあり、1日1000円という破格です。
せっかく長門まで来たので、金子みすゞ記念館にも寄ったりもできます。



金子みすゞ生誕の地を巡り終わると、えっさほいさと県道191号線を西進します。
山口県、しかも長門市は歴代の総理大臣を多数輩出し、また。安倍総理のお膝元ということもあってか、交通量の割には道がきれいに整備されています。
途中、峠を2つ超えるので、片道30キロ未満と言えども、なかなかしんどい道のりです。
へろへろになって峠を終えていると、上方からガサガサと音がし、ふと見上げると、複数のサルがぼくを追ってくるなんてこともありました。
目を合わせないように、残された力を振り絞りつつ、サルと目を合わせないように泣きそうになりながら漕ぎ続けます。
途中、ローカル線と併進する部分もあって、待合室で一休み。
こういうことができるのは、自転車旅の利点です。



取り壊す予算もつかないでしょうし、きっとこのまんま荒れ果てるのを待つのみでしょうか。)
そんなこんなで、冒頭の角島に到着です。
とても強い向かい風もあり、30キロの距離なのに2時間くらいかかってしまいました。


途中、長門と角島の間くらいに、CNNの「日本の最も美しい場所31選」に選ばれた、長門市の元乃隅稲成神社も近くにありました。時間があれば、行ってもいいかも。
なお、観光案内所のおねーさんに、「角島まで行ってきました!」というと、そんなことをしたのは、ぼくが初めてのようです。
しかし、やってみて、行けない距離では全然ないので、人並みの体力と気力がある人は、ぜひトライしてはいかがでしょうか。海沿いの道は、本当に気分が爽快でした。
そんなこんなで、長門から角島まで、レンタサイクルで行ってみた話でした。
なお、レンタサイクルを貸してくれる長門観光協会は、仙崎駅から徒歩数分の距離ですが、仙崎駅までは電車の本数が極めて少ないので、長門市駅からバスに乗った方が行きやすいかと思われます。


