広島県福山市。
の、鞆の浦。
の、鞆の津ミュージアムに行ってきました。

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(看板がおしゃれ。)

僕が行った日には、「原子の現場」という展覧会がやっていました。 
入場は無料です。
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(ポスターを見ても、何が何だかわからない。)


展覧会を見た感想は、「よく分かんねー」でした。
そもそも、ぼくに芸術の素養はありません。

展覧会の内容はさっぱりですが、ぼくが気になったのは、こんな立派なミュージアムにタダで入れるということ。
なんなんだ、ここは。

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(古い外観を残しつつ、中は新しく。匠の仕事ですね。)

気になって調べてみました。
なんでも、日本財団がお金を出して、社会福祉法人創樹会という団体が運営しているようです。

なぜ、日本財団がこのミュージアムにお金を助成したのか、その理由が財団のHPに詳しく書いてありました。

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日本財団アール・ブリュット支援事業について

パリで12万人を超える観客を動員したアール・ブリュット・ジャポネ展(会期:2010年2月~2011年1月)では、日本の障害者などが創った作品(約800点)が紹介され、大きな反響を呼びました。一方、日本では、こういった作品を多くの美術館で展示・所蔵するまでには至っていないため、作品の保存や、美術作品として相応しい展示機会の拡充が望まれています。

日本財団は、パリで高い評価を得た日本のアール・ブリュット作品を所蔵し、適切に保存しながら、美術作品として相応しい展覧会への出展と、古民家・蔵を改修した美術館の整備・企画運営支援を通じた展示機会の拡充と鑑賞環境の整備を行い、より多くの人に作品の魅力を届けるアール・ブリュット支援事業を展開しています。

アール・ブリュット作品が繰り出す豊かな創造と多様な価値観が、私たちの心にある偏見や固定観念を拭い去り、互いの個性と人格を認め、支えあう社会の実現につながることを期待し、この事業に取り組んでいます。

(日本財団のHPより引用)
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アール・ブリュット。
聞きなれない言葉。

恥ずかしながら、アール・ブリュットについて知りませんでした。

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(鞆の浦の海。作品は載せられないため、せっかくなので鞆の浦の写真を載せてみます。)

普通、ぼくたちの中には、「まぁ、こんなもんだろうな」という想像があるかと思います。
仕事についても、生活についても、他者が行う行為について、ある程度は想像ができます。

しかし、障害者が書いた作品の中には、良い意味で想像を超えた、いわば、ぶっとんだ作品があります。
このような、殻を突き破った作品を見ると、ぼくは非常にわくわくどきどきします。
なんで、こんな絵を描いたんだろう。
何を思って書いたんだろう。

ググってみると、この鞆の浦ミュージアムでは、以前に『極限芸術~死刑囚の表現~』と銘打った展覧会を行ったようです。

同社会福祉法人の平成25年度事業報告を見ると、5122人が来場したようで、300人程度しかない別の展覧会と比べると、非常に社会の関心が高いことが分かります。
きっと死刑囚のアートは、多くの人の心に何か感じるさせるところがあったのでしょう。
知っていたら、行きたかった…!

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(鞆の浦の名物という、保命酒。試飲したけど、ぼくの口には合わなかった。)

アール・ブリュット、調べれば調べるほど面白そう。
日本財団が支援した施設は、この鞆の浦の他に、高知、亀岡(京都)、近江八幡(滋賀)にもあるようです。
今のところ、西日本ばかりですが、そのうち東京にも広がるのかな。

とりあえず、関西の亀岡と近江八幡は行ってみないと。
そんな気にさせる、ぼくにアール・ブリュットを教えてくれた、鞆の浦ミュージアムでした。

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(いかにもレトロなバスが現役で走っていた。なんなんだ、鞆の浦。)