私には癖がある。
それは、「事実(真なること)の把握にこそ価値がある。」と考えてしまう癖である。ここに、真なることとは宗教的なものとは違い、数学の「定理」に近いものである。
この癖が私の相場観を歪め、例えば、今日の結果が生み出されたのである。
私は、自分の皇室観から受胎は自然的なものであるに違いないと判断し、それならばfemaleが生まれると予想した。したがって、株価はfemaleであることを織り込んで推移していると考えた。そこで、公表が大衆の意に反してmaleであった場合、それがサプライズ効果となり株価を押し上げるはずだと踏んで、買いを入れたのだ。
ところが、今日の値動きは予想に反した。maleであったにもかかわらず、発表後に下げは加速されたのである。
すぐに、LCしたものの約定までに時間がかかり損を広げた。その後、ピジョンには押し目押し目で踏み上げ相場を期待し買いを入れたものの全敗。この時点でまだ私は自分の相場観を信じていたことになる。寄付きでの予想外の動きを冷静に分析することなく自分の考えに固執していたのだ。
そこで、今となっては遅すぎるが、寄付きでの予想外の動きの理由を考えてみることにしよう。
私の皇室観から導かれる「事実」などに囚われてはいけない。多くの人々は、医学的な操作でmaleであることが決定づけられていると判断していたのである。
では、いつ頃判断したのであろうか?チャートを見てみると7月初旬前後から上げ基調が見られるので、
この頃ではなかろうか。すると、資金量のある気の長い投資家はこのころから買い集めに入り、材料出尽くしの今日や昨日、私のような相場観の者に売って儲けたことになる。
儲けた投資家はどうして7月初旬になって買いを入れるだけの判断ができたのだろうか?もしかして、female であろうと maleであろうと類似する過去のeventでの価格推移を調べ上げ独自の判断を行ったのか?
いずれにせよ、「真実」など当てにはならない。大衆心理をうまく読み取って自分より早く買った人たちから「押し売り」されないことが肝要であることは当然として、自分も「押し売り」する側に回らなければ勝ち目はないのである。