俺は昔、数学ってのを真剣にやってた時期があってさ、
そんな中で、「定理」を見つ けたりすんだよね。
定理ってのは、例えて言えば、発明品だな。
日常の役には何の役にも立たんけど、
数学を進める上では役に立つようなのもある。
で、俺がよく見つけたのは「定理」さ。
よく見なよ、括弧がついてるんだぜ。
この俺の「定理」は、一夜にしてギャップ(飛躍)や矛盾(間違い)が指摘されてゴミ箱行きさ。
だけどね、少なくとも12時間ほどは、俺の心の中では定理なわけよ。
そんときゃ、そりゃあ、生きがい感じたな。
新しいことを発見したりする喜びってのは、そのとき、つまり、世界と自分が触れ合ってるってことなわけで、
気がふれてもおかしくないくらいの快感さ。
昨夜、俺の心のなかに、新しい投資法が現れて、
今日の後場、「投資法」となって消えた。