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テサンは、ソン議員に話をして、
「先輩、政府の予算案を通過させてくれ」
と言うと、ソン議員は、
「大統領の弾劾訴追案まで出したお前が、どうしたんだ?」
と言って驚き、テサンは、
「とにかく、俺を信じて協力してくれ」
と、ソン議員に頼む。
その後、国会で予算案に関する議決が行われ、ワン補佐官が、
「大統領、予算案が国会を通過しました。テサン前党首が民友党と福祉党に働きかけてくれたようです」
と、嬉しそうに大統領室に入って来て、ヘリムの安堵の表情を浮かべる。
そして、ドヤはサンホ・グループを訪ね、
「殺人指示罪で逮捕します」
と言って、キム会長のところに現れ、
「俺を逮捕するとは、すごい奴だな」
と言うキム会長に、ドヤは、
「こういうことを、自業自得と言うのです」
と語る。
キム会長逮捕の知らせを聞いて、ヘリムの側近たちは、
「キム会長の捜査が進めば、政界への打撃は大きいです。捜査を最小限にとどめるようにしてはどうでしょうか」
と言うが、ヘリムは、
「捜査は検察に任せましょう。私たちが介入してはなりません」
と言って、あくまで中立の姿勢。
ドヤがセジンに会うと、
「私アメリカに渡るわ。韓国に来た時は父への復讐の気持ちしかなかったけど、父が倒れるのを見て、これ以上同じことを繰り返したくないと思ったの。だから今日は、お別れを言いに来たの」
とセジンが切り出し、ドヤが、
「結局、捜査には協力してくれないってことか?出国禁止措置もできるぞ」
と言っても、セジンは、
「それでも、仕方ないわね」
と言って、去って行ってしまう。
キム会長は、テサンに書類を渡し、
「この書類があると、お前もサンホ・グループも危険だ。この書類を持って、海外に行っていろ。お前ひとりのせいでサンホ・グループをつぶすわけにはいかない。自らの足で出て行かない時は、ただじゃおかない」
と、忠告する。
大統領府では、ヘリムの側近たちが、
「あの潜水艦座礁事件以来、アメリカのマスメディアに、韓米関係が危険だとの記事が出ています。我が国の特使をアメリカに送るべきでは?」
と言うため、ヘリムが、
「適任者は、いませんか?」
と聞くと、
「テサン前党首が、アメリカに顔も広く適任者かと思われますが」
と側近が言うため、ヘリムは、
「テサン前党首を、大統領府に呼んでください。国家の危機に党利党略も関係ありません」
と、側近たちに要請する。
ドヤが、チーム長のもとに行き、
「テサン前党首の逮捕令状に決裁してください。このままでは、テサン前党首は逃げてしまいす」
と言うと、チーム長は決裁を承認し、すぐにドヤが検事次長のところを訪ねると、
「逮捕令状の話は聞いた。テサン前党首が、自ら捜査を受けるとここに来てくれた」
と検事次長は言い、その横にテサンが座っていた。
検事次長の部屋を出て、ドヤが、
「今回捜査を受けたら、簡単には抜けられませんよ」
と言うと、テサンは、
「いつも自信満々でいいことだ。そこに実力がついてくれば、さらによいのだが」
と言うため、ドヤは、
「実力を、とくとお見せしましょう」
と、帰って行くテサンに伝える。
するとドヤは、頭が痛くなって突然倒れてしまい、危篤状態になって病院に運ばれ、ヘリムのところにもその知らせが入るのだった。
