”大物”14話ネタばれですが。。。① | ペルコの部屋

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「道知事当選、おめでとう

と言って、大統領から祝福されたヘリムは、

「不安でいっぱいです」

と胸のうちを語るが、

「私も大統領になった時は、責任感で1週間全く眠れなかった。 これからは、ヘリムさんが南海道の大統領だ。 党利党略などにとらわれず、道民を信じて、道民のために最善の選択をしてくれ」

と、大統領はヘリムを勇気づける。


「大統領の言葉を聞くと、いつも 自信が湧いてきます。期待を裏切らないよう、最善を尽くします。

と言うヘリムに、

「選挙は大変だったでしょう。 久しぶりに大統領府のコムタンをご馳走しましょう」

と大統領が言って、コムタンを持ってきたのがドヤだったため、ヘリムは驚く。

「おいしかった。 コムタンの修業は、大変だったろう」

と言いながら、大統領は、

「でも、何か味が足りない気がする。 もう少し努力しないといけないな」

と、ドヤに告げ、

「どうして、ちゃんとした味が出ないんだ・・・」

と言って、ドヤは疑問に思う。


「ヘリムを道知事に当選させたのはお前だっていうのは、本当なのか? ヘリムはサンホ・グループとチョ代表にとって敵なんだぞ! このことをチョ代表が知ったら、どうなるんだ? サンホ・グループは、チョ代表のおかげでここまで大きくなった。 それは、チョ代表の力でいつでも潰せるということだ」

と言うキム会長に、テサンは、

「ヘリムさんは、自分の力で当選しました。 それにもうすぐ民友党でクーデターが起きて、チョ代表は失脚するでしょう。 お義理さまにも、もうすぐ分かるでしょう。 私に任せてください」

と、冷静に語る。


大統領府から道庁に戻って来たヘリムは、迎えに出ていた工事局長に、

「干拓地の開発については再検討しましょう。 今まで進めてきたものは仕方ないですが、今後については、業者の選定から透明性をもって進めていきましょう。 これはお願いですが、もし聞いて下さらないなら命令します」

と、言い渡す。


一方、大統領秘書室長は、事故を引き起こした車について、

「これが大統領府が集めた情報だ。 所有者名がずっと変わっていない中古車で、どうやら事故後に燃やされたようだ」

と言って写真を見せ、ドヤが、

「それじゃやっぱり偶然の事故ではなかったということですね?」

と言うと、大統領秘書室長は、

「まだそうとは言い切れないが」

と語る。


干拓地開発再検討の情報は、チョ代表の耳にも入り、

「まずは、パク前知事がどうして辞退したのか、そこから調べろ」

と、オ議員に指示を出す。


道庁で取材を受けたヘリムは、

「道民ひとりひとりが道知事になれるようにするのが、私の夢なんです。 いつでも批判は受ける覚悟でいますので、よろしくお願いします」

と言いつつ、取材陣に、

「本当は食事でもご馳走しないといけないのですが、あいにく時間がないので、ぜひ今度ご一緒しましょう。 おいしく召し上がってください」

と言って、道庁の食堂の食券を渡す。


スポーツクラブにいるテサンを訪ねたドヤは、

「なぜあの書類を俺に渡した? そのおかげで当選したと知ったら、おばさんが喜ぶと思うか?」

と聞き、テサンは、

「それを前知事に見せる選択をしたのはお前だ。 俺に責任転嫁するな。大統領の舌を満足させることはできたか? そんなことで事故のことを明らかにできると思わないが」

と答える。

そのため、ドヤは、テサンの胸ぐらをつかんで、

「誰か親父を殺したのか知っているんだろ? 誰なんだ? なぜ殺したんだ?」

と言って、テサンに迫るが、

「もし知っていたとしても、私に何も与えることのできないお前には教えられない」

と言うため、ドヤが

「何がほしいんだ?」

と尋ねると、テサンは、

「ヘリムさんだ。 ヘリムさんに私の政治的パートナーとなるよう説得しろ。 今回も選択権はお前に与える」

と言って、去って行く。

そのヘリムは、検察支庁に大量の書類を持って支庁長に挨拶に行き、

「干拓地開発に関する資料です。 正式に調査を依頼します」

と、支庁長に頼む。

「きちんと調査して不法な点があれば、すぐに審判を下します。 久しぶりにドヤの食堂で食事をしませんか?」

と支庁長が夕食に誘うと、今夜は歓迎会があるとヘリムが言うので、

「それは公務員たちによる、ヘリムさんの根気だめしです。 強い酒を飲まされると思いますので、飲むフリをしてゴミ箱に捨てるか、おしぼりに吸わせてください」

と、支庁長はアドバイスをする。


一方、お寺で父の遺影を眺めながら、ドヤが父との記憶を思い出していると、そこに花束を持ってセジンが現れる。

「親父は俺のせいで死んだのに、その犯人を捕まえることもできず、うまいコムタンも作ることができないなんて・・・。 犯人が今のうのうと生きているかと思うと、血が逆流しそうだ」

と語るドヤに、

「平凡に暮らすことは、できないの?」

とセジンは言うが、

「平凡に暮らすさ。 いい女性に会って、コムタンを作りながら。 でもそれは、親父を殺した犯人を捕まえた後の話だ」

と答えて、ドヤは去って行く。


ヘリムは歓迎会前に、薬や栄養ドリンクを大量に飲み、それを心配するワン補佐官に、

「これは道知事として重要な任務なんです。 最初から弱く見られてしまってはいけないので」

と答える。

支庁長が言っていた通り、歓迎会で職員たちはたくさんの酒を注ぐが、ヘリムはそれを全て飲み干し、その飲みっぷりに驚く職員たちに、ヘリムは逆に酒を注ぎ、

「作戦通りに私を酔わせようとしたようですけど、みなさん思っていたよりもお酒に弱いんですね」

と、笑顔で話す。

「パラシュートのように降って来たヘリム知事ですが、実際の仕事は私たち職員がしていて、任期が終われば知事はいなくなってしまうじゃないですか。 なのに最初から対立したら、私たちは疲れてしまうじゃないですか」

と、酔って言い始める工事局長に、ヘリムは、

「話し合いで解決しないようでしたら、みなさん他のところに異動辞令を出しましょうか? 私は知事なので異動ができませんから。 それじゃ、南海道のためにカンパイ!」

と言い、職員たちはみな店で酔いつぶれてしまう。


そこにドヤから電話がかかってきて、ヘリムも酔って辛くなってきたため、ドヤはバイクで迎えに行き、後ろに乗ったヘリムは、

「こうしていると、初めて会った時のことを思い出すわね。 あの時あなたは暴走族だったのにね」

と、ドヤに語りかける。