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テサンは、福祉党のミン代表に会い、
「南海道の知事選挙は、パク現知事がいるので福祉党の勝ち目はありません。 福祉党からの候補者擁立を辞退してください」
と言って、その代わりにと、テサンはミン代表に資金を渡す。
ドヤが苦心して作ったコムタンを試食して、ペン料理人が、
「秘訣を教えてやっているのに、こんな味しか出せないのか!!」
と言って怒り、スープをひっくり返してしまったため、ドヤはいきなり店の外に行って、コムタンスープを煮込んでいる熱湯の釜の中に指を突っ込み、
「せっかく秘訣を教えて下さっているのに、学べていないから、罰を受けるためにこうするんです」
と言うため、ペン料理人は、ドヤの必死さを感じ取る。
そして、ペン料理人からコムタンを教わって3カ月目になる日、ドヤがコムタンの評価を頼むと、
「完璧ではないが、この程度なら合格だ。 味の足りないところは自分で勉強して探せ。 秘訣を伝授したから、もう私は行くぞ」
と言うため、ドヤは嬉しそうに頭を下げる。
店を去るペン料理人に、
「本当にこの店を手に入れたくて、私にコムタンの秘訣を教えたんですか?」
とドヤが言うと、
「お前の親父さんに、昔借りがあってな。 その時に親父さんが、息子が困った時に一度助けてやってほしい、と頼まれたんだ」
と、ペン料理人は秘訣伝授の秘密を明かす。
「親父も喜んでいると思います。 この恩は一生忘れません」
と礼を言うドヤに、
「どのような事情で親父さんが亡くなったか分からないが、もう全て忘れて、コムタンづくりのことだけ考えろ。 それがお前の親父さんが望んでいることだ。 縁があればまた会おう」
と言って、ペン料理人は去って行く。
圧倒的に形勢不利の現状に、頭を悩ますワン補佐官に、
「最後までやり抜いてみせましょうよ。 それに、南海道の住民に私たちの政策を一気に知らせる方法が、あるじゃないですか」
とヘリムが言うと、ワン補佐官が、
「テレビで討論会??」
と言うため、
「ビンゴ!」
とヘリムは答える。
そこにドヤが現れ、コムタンを持って来たため、ヘリムは試食し、
「うわ、本当においしいわ! 秘訣はなに?」
と言うため、ドヤは傷だらけになった手を見せる。
「あなたも、コムタンの秘訣を学ぶのに苦労したのね・・・」
とヘリムが言うため、
「今回の選挙で、絶対に当選してくれ。 そばで手伝ってやるから」
と言って、ドヤは応援する。
ドヤのところには、ドンベクが現れ、ヘリムの当選可能性がゼロに近いことを嘆きながら、
「不法な手を使ってでも、ヘリム議員を当選させようか?」
と言うため、ドヤが、
「そういうチンピラみたいな手を使うのはやめよう。 いくら当選可能性が低いからって」
と言っていると、そこに電話が鳴り、ドヤはテサンから呼び出される。
約束の場所に行くと、テサンは書類を渡し、
「パク道知事が、干拓地開発に関して受け取ったワイロの証拠書類だ。 検察に渡すなり、パク道知事本人に見せて出馬辞退を迫るなり、君の好きなように使ってくれ」
とだけドヤに言って、去って行く。
その書類を持って、ドヤは支庁長のところに行くが、結局書類を渡さずに帰ってしまう。
ヘリムが放送局に行くと、玄関でオ議員と元上司に会ったため、
「今日は民友党のナンバー3が来たのですね。 噂によるとナンバー2はテサン議員で・・・」
とヘリムが言うと、オ議員と元上司はお互い自分がナンバー3だと言い始め、先にその場を去り、
「ナンバー3は、私何ですけど」
と、ヘリムはつぶやく。
そして、討論番組の前にトイレで用を済ますパク道知事のところには、ドヤが現れ、
「これ、見て下さい」
と言って書類を渡すと、パク道知事は書類を見て驚き慌て、
「君は、誰なんだ?? 君がなぜこれを・・・」
と聞くが、ドヤは、
「俺が誰かは、知らなくてもいいですよ」
と言って、去って行く。
その後討論番組が始まるが、司会進行役に質問をされたパク道知事は、いきなり気絶してしまう。
パク道知事は病院に運ばれ、大事には至らないが、ワン補佐官が、
「道知事が、健康上の理由で、出馬辞退の届を出したそうです」
と言うと、ヘリムが、
「それ、どういうことですか?」
と言うと、ワン補佐官は、
「対立候補がいないので、無条件にヘリム候補が当選するんです!」
と言うため、ヘリムをはじめ選挙事務所にいる人たちは歓声をあげ、その様子をドヤは陰に隠れて見ている。
そしてドヤは、ひとりススキ野原に行って叫び、
「よかったんだ、これでよかったんだ」
と、つぶやくのであった。
ヘリムの当選を知ったチョ代表は、
「まさか、テサンが・・・。 いや、テサンはそんなことをするはずが・・・」
と言って、考えをめぐらす。
そしてヘリムは、道知事になって、初の登庁を果たすのであった。
