”大物”11話ネタばれですが。。。② | ペルコの部屋

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そして、ゴルフ練習場にいるオ議員のところには、ドヤが現れ、

「キム・テボンに対する国会議員たちの嘆願書、これを使ってチョルギュと取引をして、私を検事の職から追い出そうとしましたね?」

と語り始めると、

「もう検事でもない人間が、何を言っているんだ?」

と、オ議員は反論。

「民間人でも、自分の無罪を主張する権利はあります。 オ議員と同じ地域から出馬を考えてみましょうか」

と告げるドヤに、

「こんなことをしたら、どうなるか分かっているのか?」

と耳元でささやくオ議員に、ドヤは周りにわざと聞こえるように、

「脅迫しているんですか? 私をおとなしくさせるには、殺すしかないですよ。 今度はもっと強い手下を送り込んでください。 最近も奥様は(ホストクラブに)・・・。 その話はやめましょう」

と言って、ドヤは去って行く。

そして、オ議員は、

「二度と目の前に現れないように、処理しろ!」

と怒鳴って、部下に指示を出す。



大統領府では、ドヤの父が、

「つき合っている人がいなければ、一度ウチの息子と会ってくれないか。 ナムソン支庁のハ・ドヤという検事なんだけど」

とセジンが言うと、

「ハ検事? ハ検事がおじさまの息子さん? 友達ですよ。 世の中は狭いですね。 言われてみれば、ハ検事はおじさまによく似ていますね」

と言って、驚きながらもほほ笑む。



そのセジンのところには、ドヤが現れ、

「ヘリテージクラブの真の所有者は、分かったか?」

と聞くと、セジンが

「タダで教えるのは嫌だけど、コーヒーがとてもお好きらしいわ。 ほら、いらっしゃったわよ」

と言うと、そこにテサンの妻が現れる。

「ハ・ドヤと言います。 セジンさんがお世話になっていると聞いています」

とドヤが挨拶をすると、

「お世話になっているのは私だわ。 おふたり、お似合いだわよ」

と言って、去って行く。

「今の、誰なんだ?」

とドヤが聞くと、セジンは、

「テサン議員の奥様で、サンホ・グループのキム会長の娘さんよ。 そして、ヘリテージクラブの株を最も多く所有していらっしゃる方よ」

と、ドヤに教えるのだった。


チョ代表のところには、テサンが現れ、

「来年の総選挙で党として公認する予定の、候補者リストです。 ご検討ください」

と言うと、チョ代表は、

「この人たちを私が拒否したら、どうなるのか?」

と言って、テサンをけん制する。

「代表が私に書いた覚書が、世の中に明らかになると思います。 次期総選挙の参謀をできないのであれば、党を出ようと思っていましたので、私にできないことはないんです」

とテサンが言うと、

「分かった。 この名簿はちゃんともらった。 それから、次期事務総長のポストはどうだ? 選挙の参謀ではないが、本格的に権力をふるえるぞ」

と言って、チョ代表は勧めてくる。



ヘリムが道庁を訪ねると、干拓地の住民たちが開発反対運動を行っているのを見て、会う約束をしていた道同知事は急用があり外出したと言って、工事局長が対応することに。

「干拓地開発の業者選定のプロセスを、明らかにしてください」

とヘリムが要請すると、工事局長は、

「女性が検察の何を分かると言うんですか? 男性である私は、兵役に行って海軍に配属され、国を守るために大変な思いをしました。 だから、業者選定のプロセスなどという細かいことにはこだわりません。 なりたての国会議員に、なぜ資料を公開しなければいけないのか?」

と言って、断固として譲らない。

「女性が何ですって? 言いたいことは全部言いましたか? その言葉、撤回してください」

と怒るヘリムに、

「はい、全部言いました。 撤回しません。 好きにしてください」

と工事局長が言うため、ヘリムはチョ代表に電話をかけ、

「議員辞職は撤回します。その代わり、干拓地開発の業者選定プロセスについて、調査をさせてください。 選定プロセスに何の問題もないと主張する方がいるんです」

と、急に告げる。

電話を切ったヘリムに、工事局長は手のひらを返したような態度で、

「何をお手伝いすればよいでしょうか、ヘリム議員。 何でもお手伝いします・・・」

と接してきたため、ヘリムは調査関連の書類提出を要請し、書類を提供した工事局長に、

「住民にも、このような態度で接してください」

とお願いして、去って行く。

帰りの車の中で、ヘリムは、ワン補佐官に、

「干拓地の所有者たちに会って、本当の所有者がチョ代表かどうか、調べて下さい」

と依頼し、そこまで調べる必要があるのかと問うワン補佐官に、

「私はたった11票差で当選したんです。 たったひとりの住民でも、悔しい思いをして地元から追い出すことはあってはならないんです」

と、ヘリムは答える。



スポーツクラブにいるテサンのところには、ドヤが現れ、

「ヘリテージクラブが提出した証拠書類を操作したのは、テサン議員ですか? 選挙の参謀のポストを得るため、チョ代表と取引したんですか? その噂は本当ですか?」

と聞くと、テサンは、

「検事を辞めたら政治に関心が出て来たのか?」

と告げるが、

「奥様がヘリテージクラブの所有者であるテサン議員なら、書類操作もできるんじゃないですか?」

とドヤが聞くと、

「自分の手で調べろ。 政治家の言うことは信用できないぞ」

と言って、テサンは去って行く。



そのテサンは、ヘリムに会い、

「辞職撤回は、賢明な判断をした」

と言うと、ヘリムは

「副報道官の職は辞退します。 干拓地の人々のために力を尽くしたいんです。 それにしても、この間はなぜ、干拓地の土地の真の所有者がチョ代表だと教えてくれたんですか? チョ代表を追い出すつもりですか?」

とテサンに質問する。

その通りだ、と答えるテサンに、ヘリムが、

「私は政治闘争に関心はありません。 ナムソン地方の発展を見たい、その気持ちだけです」

とはっきりと告げると、

「一番下から全てを変えるのは、ものすごく時間がかかる。 でも上の人間を替えてしまえば、話は一気に変わる」

とテサンは説明するが、

「申し訳ないですが、私は私のやり方でやります」

と、ヘリムは告げる。



一方、チョ代表の家の前には、ドヤの父が現れ、

「息子を許してください。 検事に復職できるようにしてください。 お願いですから助けてください」

とチョ代表に懇願するが、

「私じゃなく、大統領に頼めばいいじゃないですか?」

とチョ代表が聞くと、

「こういう話は、聞いてくださらない方なので・・・」

とドヤの父が答えるため、

「大統領にできないことは、私にもできませんよ。 帰ってください」

と言って、車に乗って行ってしまう。



ヘリテージクラブにいるチョ代表を訪ねた報道局長が、

「テサンがクーデターを企てている、という噂があります。 事務総長のポストも得て」

と言うと、チョ代表は、

「クーデターなんて・・・。ポストをひとつ与えただけだ。それより、そろそろ放送局の仕事を整理して、地元に帰って挨拶まわりをし、(出馬の)準備したらどうか。 それと、党の外部の人間として『選挙公認審査特別委員会』の委員になってくれないか。 民友党のクリーン政治の完成のために」

と、報道局長に提案する。

そして、放送を通じて、

「民主的で透明性ある政治の実現のために、委員会の審査を通過した者のみ、民友党として公認候補として認めます。 国民のみなさんのご支持をお願いします」

と言って、委員会の設置を発表する。

それを聞いたキム会長は、

「チョ代表は、どういう企みなんだ?」

とテサンに聞き、

「次期選挙参謀の私を、無力化させるのが狙いでしょう。 罠なのかどうか、もうじき分かりますよ」

と、テサンは答える。


そのテサンは、

「『選挙公認審査特別委員会』の設置を、中止してください。 中止しない場合、選挙参謀を任せるというこの覚書を、公開します」

と言って主張するが、

「したければ公開しろ。 その代わり、お前が証拠書類を操作したことも、世の中にバレるぞ。 私は少ししてから政界に復帰できるが、大きな権力をほしがっているお前はどうなる? お前は人を見る目がないな」

と言って、チョ代表は反論する。









久しぶりにドンハにあったヘリムは、ドヤと3人で水族館に遊びに行く。

そこでヘリムが、魚を見て喜ぶドンハを見て、

「こんなに魚が好きなのに、つれて来ることが全然できないなんて」

と言うため、ドヤが、

「そういう生活を望むのなら、結婚して家に入るんだな。 おばさんの理想のタイプは?」

と聞くと、

「背が高くて、顎にヒゲが生えていて、バトミントンやったりする人。 完全にドンハのお父さんね」

と言うため、ドヤは、

「俺と完全に反対のタイプだな」

と答える。

「それより、セジンさんとはどうなの? うまくいっているの?」

とヘリムが聞くため、ドヤが、

「そんな仲じゃないって、言っているじゃないか」

と言っていると、ヘリムに電話がかかってきて、チョ代表から呼び出される。



「今度の選挙で、ナムソン地方の候補として公認されても、問題ないよな? 実際公認するのは特別委員会で、私はそこに推薦するだけだが」

と聞いて来るチョ代表に、

「まずは、干拓地の人々に土地を返してください。真の所有者がチョ代表だと言う噂があります」

とヘリムが聞くと、

「それじゃ、もし土地を返せば、公認に応じてくれるんだな?」

と、チョ代表は取引しようとしてくる。



ドンハを家まで送ったドヤは、何者かに拉致されていく。

「お前がトンネルで俺を刺したのか? 黒幕は誰だ? オ議員か? チョ代表か?」

とドヤが聞くと、ボスらしき人間は、

「知りたいことが多いと、楽に死ねないぞ」

と言って、手下たちは一斉にドヤに殴りかかる。



ひとりで応戦するドヤのところには、イ・ドンベクとその手下たちが現れて、ドヤを助け、ボスらしき人間はひとり逃げて行く。

「なんでこんなに遅く助けに来たんだ?」

と言うドヤに、

「この間の釣りの時の借りを、返しに来ただけだ」

と言って、イ・ドンベクは笑う。

そしてドヤは、その場で電話をかけ、

「今度は、もっともっと強い奴を送り込んでくれ」

と、オ議員に告げる。



一方、チョ代表が、

「公認特別委員会で、お前とヘリム議員は同じナムソン地方での公認候補を争うことが決まった」

とテサンに言うと、

「どういうことですか? ナムソン地方は私の地元でもない、縁もゆかりもない場所ですよ。 どうしてそこから出馬しないといけないんですか? 本当に、そこまでやるんですか??」

とテサンは反論する。

すぐにテサンは、ヘリムを呼んで、

「同じナムソン地方で公認を得なければならないこと、知っていたか? 全部、チョ代表の計略だ」

と言うため、ヘリムが、

「でも特別委員会は、全て外部から招集された人たちですよね?」

と言うと、

「それは見かけだけで、全てチョ代表の息がかかった人間たちがメンバーだ」

と、テサンは答え、ヘリムが、

「それじゃ、私が公認を辞退すれば・・・」

と言うと、テサンは、

「いや。 チョ代表の標的は、ヘリム議員じゃない」

とつぶやく。



そして、選挙公認審査特別委員会が開かれ、審査の結果、ナムソン地方では、ヘリムが民友党から公認されることになり、テサンは選ばれなかった。

「ヘリム議員、おめでとう。 絶対に当選してくれ」

と言って、拍手で祝福するチョ代表だが、その横でテサンは無言のまま。



帰りの車の中で、

「一体どうなっているんだ? こんなことで大きな権力を手に入れられるのか? 何とか言え!」

と電話でキム会長から言われ、テサンは電話を切って車を降り、

「あのゴミ野郎ども!!」

と言いながら、雨の中大声で叫ぶ。



その頃、ヘリテージクラブに現れたドヤは、

「あなたのお父さんが、あなたを検事に復職させようと、毎日チョ代表の家の前で待っているらしいわよ」

とセジンから聞き、ふたりはチョ代表の家に向かう。

ドヤの父は、足にしがみついて、コムタン店の土地の所有書を渡すと言って、ドヤの復職を頼み、その様子を車の窓越しに見ていたドヤが、父のところに行くと、

「親父さんがカゼひく前に、つれて帰れ」

と言って、チョ代表は家の中に入り、

「親父、悔しくはないのか? 俺が誰のせいで、検事の職を追われたと思っているんだ?」

と言って、ドヤは雨の中、父親を抱きしめる。



その後、家に帰る電車がなくなったドヤは、ヘリムの家に行き、

「電車が走り始める時間まで、休ませてもらうよ。 気を使わないで、自分の仕事をやってくれ」

と言って、ソファで横になる。

ヘリムは、熟睡するドヤのところに行き、その寝顔を見ながら、毛布をかけ直してあげる。


そして、ヘリテージクラブで浴びるように酒を飲むテサンに、

「聞いたわ。 民友党から公認されなかったこと。 こんな姿、テサン議員らしくないわ」

と言って、セジンがグラスを取り上げると、

「お前に、俺の何が分かる?? 出て行け!!」

と、テサンは怒鳴る。

「俺の親父は、7回選挙に出馬して、7回落選した人間だ。 母親は手術を受けられずに他界した。 俺の家族にこの悔しさを味あわせた人間は、親父を落選させた人間は、チョ代表だ。 そのチョ代表が殺したいほど憎くて、ここまで来たのに・・・」

と言って、テサンは力なくセジンにもたれかかり、セジンにキスをして、ふたりは共に夜を明かす。

朝になり、ヘリムがドヤを起こすと、そこにワン補佐官が突然家にやってきて、

「干拓地の土地の真の所有者が、チョ代表たったひとりだという証拠を、見つけました」

と告げるため、ヘリムもドヤも驚く。



そして、セジンの部屋で目覚めたテサンは、セジンからもらったネクタイピンを置いて、眠るセジンを置いて先に出かけ、チョ代表のところに行き、

「選挙公認特別委員会での決定を、取り下げてください。 私ひとりでは死にません。 死ぬ時はあなたも道連れです!!」

と告げると、そこにヘリムもやって来て、

「急ぎお話したいことがあります」

と言うが、テサンは

「出よう。 民友党を出るんだ!」

と言って、ヘリムを連れて部屋を出て行くのであった。