”大物”10話ネタばれですが。。。① | ペルコの部屋

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「ドンハに、恥ずかしくないのか」

と言ったドヤは、ヘリムに殴られた後に、

「俺を殴ったのか。 ちょっと痛いな」

とつぶやくと、

「だったら、なんで不倫とかそんな心にもないことを・・・」

と言いかけたヘリムに、

「分かったよ。 これからは俺たち、他人同士だ。 これからの人生で関わることはないだろう」

と言って、ドヤは去って行く。




「こんな風に別れて、どうするのよ!」

とドヤの後姿に言うヘリムに、

「放っておきましょう。 誤解があると思いますが、それも解けるでしょう」

と、テサンはなぐさめる。

ヘリムが追いかけてきたと思い、

「何なんだよ、もう他人同士だって言ったじゃ・・・」

とドヤが言うと、現れたのはセジンで、

「ヘリムさんじゃなくてガッカリした? ヘリムさんのこと、本当に好きなようね。 でも、ヘリムさんはそれを知らないようだけど」

と言うと、ドヤは、

「よく分かりもしないで、関わらないでくれ。 政治家と検察は、決して近くならないし近くなってはいけない存在なんだ」

と言って、ヘリテージクラブを去って行く。



「なぜドヤがテサン議員にあんなことしたのか、分からないわ」

と言っているヘリムに、

「ヘリムさんに嫉妬しただけでしょう。 誤解は解けますよ。 心配しないでください」

とテサンが言うと、

「嫉妬? ドヤが私に??」

と言って、ヘリムは驚く。

そこにセジンが現れ、帰ろうとするテサンに、ちょっと待ってと言って、セジンはテサンのネクタイピンの位置を直し、

「テサン議員は、少しでも曲がっていることがダメな方なんです」

と、笑顔でヘリムに語る。


一方ペク大統領は、チョ代表とミン代表を大統領府に招き、コムタンを振る舞いながら、

「与野党党首のおふたりが、この国の政治を明るくしてください」

と依頼すると、チョ代表が、

「最近、大統領は“コムタン大統領”と呼ばれているそうですな」

と言うため、

「コムタン大統領? とてもいいじゃないですか」

と答えて、ペク大統領は笑う。



テサンは、ヘリムに封筒を差し出し、

「先日の海洋国土委員会で、ヘリム議員が開示を求めた書類があるじゃないですか? その答えがここに入っています」

と言って、書類を渡す。


その頃ドヤは、昼食もとらずに検察で、

「オ議員の言う通り、検察出身のテサン議員が証拠書類の操作をした? そんなことあるのか? それとも俺がオ議員のウソに乗せられたのか?」

と言いながら頭を抱えていると、そこに支庁長が現れたため、

「テサン議員は、どんな人なんですか?」

と聞くと、支庁長は、

「チョ代表の次は、テサン議員が標的か? やめておけ。 アイツはすごい奴なんだ。 親父さんが選挙に7回当選して7回落選したらしいが、その落ちた原因は全てチョ代表のせいらしいぞ」

と語り始める。

「それじゃ、チョ代表は仇じゃないですか。 よく同じ釜の飯を食えますよね」

と話すドヤに、

「それが政治家ってものだ。 いくら親の仇でも、権力のためなら敬わなければならないんだ」

と支庁長が語っていると電話が鳴り、干拓地で住民たちの騒ぎが起きていると言う。



ドヤが駆け付けてみると、そこには住民とヤクザのボス、イ・ドンベクがいたため、

「お前らの仕業か??」

とドヤが問い詰めると、住民たちは、

「誤解です。 この方々は、ヤクザに襲われていた私たちを助けてくれたんです」

と答えるため、ドヤはイ・ドンベクたちに食事をご馳走する。

すると食事の席で、イ・ドンベクは、

「干拓地が開発されれば、誰が一番喜ぶか分かりますか? 干拓地が開発されるという情報を聞いて土地を購入した人間ですよ。 そしてその情報を一番最初に聞くのが、政治家ですよ。 他の人の名義にして土地を買うらしいです」

と語り始め、ドヤは、

「その政治家は、誰なんだ?」

と、イ・ドンベクに聞く。



その頃ヘリムは、テサンから渡された書類を見ながら、

「これは干拓地の土地所有者のリストですが、実は本当の所有者はたった1人なんです。 その人間は、ヘリムさんにこの書類が渡ることを邪魔するために、国会議員に命令できる人です。 それが誰かは、ヘリムさんが考えてみてください」

と言っていた、テサンの言葉を思い出す。

そして、部屋に入って来たワン室長に、

「今度南海島に行く時に、開発の担当者たちとのミーティングをセットして下さい。 ちょっと気になることがあるので」

と、依頼する。



そして、義理の息子テサンに、

「干拓地の開発では莫大な利益が上がるが、それがチョ代表のところに行けば、我がサンホ・グループは大打撃を受ける。 ヘリム議員は本当にチョ代表に対抗できるのか?」

と語るキム会長に、テサンは、

「ご安心ください。 絶対にチョ代表に利益が行かないようにしますし、ヘリム議員は政治生命をかけていますから」

と、答えるのであった。

ヘリムの家にバラを1輪持って現れたドヤは、

「この間殴ったことは、許してあげるよ。 仲直りしようぜ」

と言って、家の中に入り、

「それじゃ、誤解は解けたのね? テサン議員が証拠書類を操作したってことも」

とヘリムが言うと、ドヤは、

「あれは冗談だよ。 十分な証拠もないのに、検察が検挙すると思うか?」

と言いながら、ヘリムに書類を渡す。

「干拓地の開発は、おばさんが国会議員に出馬した理由だが、考え直さなければいけないかもしれない。 もしかすると、干拓地の住民たちが追い出されるかもしれないぞ」

と言うドヤに、

「何ですって??」

と言ってヘリムは驚き、封筒の中を見る。




一方、ヘリムの元上司の報道局長が、チョ代表と食事をしながら、

「ゴミのような雑誌社から、チョ代表には隠し子の娘がいるっていう、つまらない噂を聞きましたよ」

と言うと、チョ代表は、

「私に隠し子? それはおもしろいな」

と言って笑うが、そこにテサンも入って来て、入れ違いに報道局長は帰って行く。

すると、チョ代表は、

「来年の総選挙に向けて、私的に準備しているらしいな。 選挙に出馬する人物も大事だが、資金も重要だぞ。 干拓地の開発を急いだ方がいい。 そこでお前のお義父さんに利益が入って来て、お前にも大きな力になるだろうが、それがその通りお義父さんに入ってくるとは限らないからな」

と、意味深にテサンに語る。




テサンの妻が、自分が経営するカフェにセジンを呼び出し、

「テサンは男としてどう? もしよかったら味見してみれば?」

とクールに冗談を言っていると、セジンのところにはドヤから電話がかかってくる。

呼び出された川辺に行くと、ドヤは社交ダンスを踊っており、現れたセジンも一緒に踊らせ、

「ちょっと、何するのよ」

と言うセジンに、

「この間の手違いは許してやるから、その代わりにヘリテージクラブの真の所有者が誰かを調べてくれ。 証拠書類の操作ができるのは、ミン女史ではなくて、その真の所有者しかいないはずだ。 その人間がチョ代表なのか、それともテサン議員なのか。 今度はよろしく頼むぞ」

と頼んで、川辺から去って行く。




キム会長のもとを訪ねたヘリムは、

「干拓地の所有者たちを調べましたが、全て干拓地には住んでいない人でした。 干拓地の真の所有者はチョ代表だという噂もあり、政治的なロビー活動が行われた可能性があります。 開発を遅らせて、調べてみてはいかがでしょうか。 住民以外の人が特別な恩恵を受けてはいけません」

と、キム会長に提案する。

しかし、キム会長が、

「我々はヘリム議員を信じて、開発を進めたんですよ。 それを今さらになって・・・。 開発を遅らせることはできません」

と提案を断り、同席したテサンも、

「ヘリム議員、今日は帰った方がよさそうです」

と言うため、ヘリムはテサンとともに帰って行く。




そしてヘリムと別れた後に、先日依頼していたセジンに関する調査報告書をもらったテサンは、

「チョ代表とチャン・ミョンホとの間に生まれた子で、チャン・ミョンホはセジンを連れアメリカに移住」

と書かれた部分を見て、

「何だって? チャン・セジンがチョ代表の娘だって?」

と言って、驚がくする。


そのセジンのところには、ミン女史を通じて、チョ代表が会いたいと言っていると連絡が届き、セジンが川辺に行ってみると、チョ代表が既に待っており、

「今日はどんなご用件なのか、気になります」

と言うセジンに、

「川が好きだと言っていた。 自分と同じ誕生日に娘が生まれて、娘が自分のような人生を生きるのではないかと心配していた」

と言いながら、チョ代表はセジンにプレゼントの箱を差し出す。

「その娘さんの誕生日、覚えていたんですか? 私のお父さんに間違いないですよね?」

とセジンが問うと、

「名字の違う娘は私にはいない。 復讐する気持は、みなのために川に捨ててしまった方がいい」

と言って、チョ代表は帰って行ってしまう。

残されたセジンが、プレゼントの箱を開けると、そこにはネックレスとニューヨーク行きの飛行機チケットが入っており、それを見たセジンは涙を流す。