猫を火葬して49日が経った。


親切な火葬業者に、49日のうちは猫ちゃんの魂はお家にいて、夢に出てきたり気配を感じたりしますから…などと言われた。


我々夫婦は生真面目なので、

夢に猫が出てきた気がする…、猫の物音が聞こえた気がする…、などと一応報告し合ったりしてみたが、イマイチ実感することもなく、のんびりした感じで49日間を過ごした。


49日が経って、また親切な火葬業者から手紙が届いた。

おたくの猫ちゃんは飼い主さんへの挨拶周りも終え、天国へ向かう頃です。




なんと親切な業者さんなのか。

その手紙を読んで涙ぐんだのも事実だ。



ただ一つ問題がある。


我々は宗教にめっぽう詳しくない…


そもそも仏教がよく分からない…

自身が浄土真宗なのか日蓮宗なのかも知らない。


極め付けは、私は中学高校時代はカトリックだった。

アーメンって言っておけば周りにマウント取れる、くらいの知識しかないのである。


全神仏に対して舐め腐っている…



死んだ猫だって49日も足止めされてビックリしてるだろう…

あの世で宗教の混乱ラッシュが起こってるに違いない…


ただ、遺骨を手元に保管しておくのも宗教上良くないみたいなので、散骨してきた。


散骨して気付いたが、そこに彼はいなかった。

廃棄物として存在していただけだった。


未来永劫、彼は私達の心の中に生き続けるであろう。


何の役にも立たないが、カイヌシが落ち込んだ時は尻尾のひとつくらいは振ってくれる。

これからも。