保育所希望が殺到
…不況で働く母急増 東京23区 (2009.2.20~毎日新聞~)
(記事抜粋)
本年4月からの、都内認可保育所への入所申し込みが殺到。不況下で、働く母親が急増したのが原因とみられる。年々女性の就業率上昇により保育所のニーズは年々高まっているが、不況が保育所不足に拍車をかけた格好だ。
2008年の前年比7%増から一気に約30%増となった杉並区を筆頭に、板橋区約21%増、世田谷区約18%増、練馬区約17%増。中央区、千代田区を除いた各区で軒並み増加している。
東京都は保育所に入れない待機児童数(2008年度)が全国で最も多い。このため、各区とも定員増を進めているが需要増に追いついていない。都内で最も待機児童の多い世田谷区では4月の募集枠1,800人弱に対し、3,376人が応募しており、待機児童はさらに増えそうだ。
保育所希望者は仙台市や大阪市でも前年を上回っており、もともと待機児童の多い都市部で広がっていることがうかがえる。
◇認可保育所の希望者数が大幅に伸びた区◇
希望者数 前年比
杉並区 1,797 30%増
板橋区 2,395 21%増
世田谷区 3,376 18%増
練馬区 2,939 17%増
江東区 2,900 16%増
*1月末までの1次募集締め切り時点で集計
●ぺるコメ●
先日もブログで話題に上げましたが、表向きは不況が今回の発端と伺える様にも思われます。
しかし待機児童の問題は以前より懸念されてた事案。少子化少子化と言葉では囁かれても、国策としては掲げる命題ばかりが目立ち、劇的に何かが動き始めてるとは思えない。各自治体では頑張っているところもありますが、もうほとんどがダメ駄目な日本の政策。取って出しの将来を見据えない似非努力ならいらない。
戻しますが、出生率を上げることはその土台になる生活環境を整えないと意味が無い。
人口が増えなければ年金問題含め、その全ての国家運営に壊滅的な支障をきたしますよね?
保育施設増加もどんどん推し進めて欲しい所だけど、家庭福祉員の育成問題、無認可保育園への助成及び意識レベルの向上、医療機関との連携(小児科環境改善)問題は山積みッスね
自分が考えるくらいなら、高いお給金もらってる私利私欲に奔らない政治家さんの高尚な頭脳で何とかして下さい。