☆オオモクゲンジ | ペルー花百科

☆オオモクゲンジ


長い間御無沙汰しておりましたが、

花の事を忘れたわけではありません。


新しい花が見つかれば写真を撮り続け、

既に5ヶ月がたちました。


撮った写真の数は既に300枚を超え、

街角にあるたいていの花はパソコンに入っております。


一冊80枚入るアルバム2冊に

合計160枚93種の街角で見れるお花の写真がおさまりました。


何も知らずにはじめた初期と比べ、

今となっては九割くらいの名前をスペイン語、日本語、学名で把握してます。

既に僕ほど花の名前を知ってるペルー人は(日本人でなくて)いないはずです。



色々と発見もありました。



イカにしかないと思っていたホウオウボクの花が、

数ヶ月たってイカ地方で花が全部枯れたその後にリマに出てきたのは

ほんとにびっくりしました。

リマで見た!とおっしゃってたベンガルさん、否定してごめんなさい m(_ _)m


リマのホウオウボク


ちょっと控えめに写真を載せてますが…。


イカで数ヶ月前に盛りだったプルメリアが、今はリマで盛りだったりもします。





さあ、ということで、


今日のお花は今イカで盛りだけれども、

数ヶ月したらまたリマで見れるかもしれないというものを一つ。







ペルー花百科-オオモクゲンジ全体


イカの街を走ってるとはっとさせられるこの木。

ピンクの花?

そう思って近づいてみると…





ペルー花百科-オオモクゲンジの実



????


ますますわからん…。

固い実ではないようです


更に近づいてみる。





ペルー花百科-オオモクゲンジの実アップ


これは花ではなくて、実を覆う袋。


3枚の葉からできたこの袋の中には、黄色のちいさな実が入ってます。

これは時間とともに変色し黒くなり、

原産地中国では数珠に使われます。


原産が中国ってことは、昔農業移民としてやってきた中国移民が持ってきたものと思われます。


黄色い花もつけるようですが、あまり見たことはない。

身のほうが目立ってます。




和名   オオモクゲンジ      

西名   ?

ぺ名   ?

学名   Koelreuteria integrifoliola

科属名 ムクロジ科モクゲンジ属

原産地 中国

特徴   秋に袋状の実をたくさんつける。