肩こり改善シリーズ③ | 青山の腰痛肩こり改善トレーナー桜井のブログ

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東京都港区、青山を中心に「腰痛・肩こり改善請負人」として活動するパーソナルトレーナーのブログです。
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東京・青山で活動している腰痛肩こり改善トレーナーの桜井です。


肩こり改善シリーズ③です。
チョット長文ですがお付き合いください。
今回は肩甲骨が「挙上」して「外転」して「上方回旋」しているパターンの
肩こり改善について考えていきます。
その前にまずは前回の復習をしていきましょう。


肩こり改善には肩甲骨を正しく動かしていくことが有効ということでしたね。
では肩こりになりやすい肩甲骨の特徴ですが、前回はこの図を見てもらいました。


上の図で言う、①(挙上)+④(外転)+⑤(上方回旋)の状態が肩こりの人に多く見られる
肩甲骨の特徴でした。
今回はこうした肩甲骨の状態の人に対する肩こり改善について分解して解説していきます。


まずは①(挙上)について。
「肩の力を抜いて!」なんて言葉もあるぐらいで人は緊張すると肩に力が入りやすくなります。
このような場合は肩を落とせば(②=下制)良いのです・・・が!
肩を落とす(②=下制)というのはなかなか出来ないものなんです。
その理由は2つあります。


A.肩甲骨を挙上させる働きのある「僧帽筋(そうぼうきん)」という筋肉は大きくて力があるから
B.日頃から肩甲骨を挙上させている習慣が体に染みついてしまっているから


Aに関しては肩甲骨を下げる力よりも、上げる力の方が大きいということです。
下げるよりも上げる方が簡単なんですね。
僧帽筋はその大きさから、上部・中部・下部と分けることができて
肩甲骨を挙上させるのは上部の部分。
逆に下制させるのは主に下部やその他の筋群です。
であれば僧帽筋の下部やその他の筋群に正しい動きを促すエクササイズを行えば
肩甲骨は挙上し過ぎることなく、適切な位置に収まり体への負担も
少なくなるというのが理屈です。


とはいえ、これまで長年に渡って肩甲骨が挙上している体に慣れてしまっているので
そう簡単には良い位置には収まってくれないものなんです・・・。
これがBの理由。
こうした「習慣」が現在のあなたの体をつくるのです。
それは食事にも共通しています。
思い当たることはありませんか?


続いて④(外転)について。
猫背と言われる典型的な状態がこの肩甲骨の外転です。
肩が前に入り、腕が前方へ垂れ下がり、アゴが上がりやすくなるのが特徴です。
悪循環過ぎますね。
ひとつが崩れることで連鎖的に崩れていくのが姿勢です。
肩甲骨が外転してしまう理由のひとつとして、日常の大半の作業が体の前、
そして下方向で行われることが多いからということが挙げられます。
(腕を前に伸ばせば自然と肩甲骨は外転しやすくなります)


こうした姿勢が続くと胸の筋肉である大胸筋(だいきょうきん)が拘縮しやすく
肩甲骨の位置も元に戻りにくくなってしまいます。
こうした状態の人は、腕を後ろに持っていって胸を張るようにしながら
深呼吸することで大胸筋の緊張も緩和されるでしょう。


最後は⑤(上方回旋)について。
これは①にも通じていることなのですが、僧帽筋(上部)の緊張で肩甲骨は
上の方向へ引きずり上げられやすい状態になります。
それを押さえる働きがあるのが、僧帽筋の下部であったり前鋸筋(ぜんきょきん)
小胸筋(しょうきょうきん)なのです。
これらの筋群の筋力が低下することで挙上して上方回旋をも引き越しやすくなるのです。
こうした姿勢の人は、テレビを観るときなど脇にノートのような薄いものを挟んで
脇を締めるクセをつけるといいでしょう。


ここまで読んでいただけた皆様にはもうおわかりですね。
今回テーマに上げた①+④+⑤の改善方法は
②(下制)+③(内転)+⑥(下方回旋)を積極的に行っていただくことが大切なんだという事を。


某テレビドラマの決め台詞ではありませんが「現象には必ず理由がある」ということです。
こうした理由を背景に我々トレーナーは様々な仮説を立てていきます。
こうした知識と知恵を皆様も少し学ぶことでご自身で体のケアをすることが可能になるのです。


長文にお付き合いいただきありがとうございました。
次回はそのケアについて実技を交えてご紹介していこうと思います。


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