こんばんは。
パーソナルファッション®協会の三好凛佳です。
多くのイメージコンサルタントやパーソナルスタイリストが
教えるビジネスを始めると先生業に移行する方も多いですね。
私もパーソナルスタイリスト養成塾やスーツスタイリスト講座を行って
いますが、メインの仕事は個人のスタイリストサービスを行ってます。
2002年から始めているので、もう15年以上になります。
なぜ、先生業に移行したり、スクールビジネスをメインにしないのか?
それはやはり、パーソナルファッション®のお仕事は新しい職業なので
それを確立させることが、とても大事だと思っているからなんです。
時代の流れは思った以上に早く、
こんなに多くの人々がこの仕事をするようになるなんて
2002年当初は考えられなかったこと。
だからこそ、プロとしてこの仕事で成り立つということを表現したいのと
先生業の業界ではなく、
専門家の業界に育てていきたいなという気持ちがありました。
だから、協会ビジネスについても学びましたが、
そのシステムにそのまま乗せることもできませんでした。
多くの方々には、いろんなご意見を頂いたのですが、
まぁ、頑固な自分を通したという訳です(笑)
それと共に、もっと大切なことは、
パーソナルスタイリストの仕事が本当に幸せでやりがいのあるものと
実感しながら伝えていきたいというのもあります。
ひとりひとりのお客様と向き合い、
ファッションの課題が、人生の喜びに変わっていくという現象を
寄り添いながらたくさん見てきました。
単にファッション=外見が変わるというだけでなく、
私の場合はコーチングをベースにしていることもあり、
その人の成長や成功、豊さといった
内面や心によい効果を引き出すものと確信しています。
お客様から嬉しいご報告を頂いたときには、
もう、何といえばよいのかわからないぐらい、
私自身が幸せな気持ちに満たされて、
もっともっと、この仕事を頑張ろうと思ってしまうのですよ。
だから、この気持ちを大切にしながら、
今の時代にあったパーソナルスタイリングを生徒さんには伝えたい。
そう思って、現役をメインにスクールも並行してきました。
というか、
現役の狭間にスクールをやっているといった方がいいかな(笑)
そして最近、強く感じていることもあります。
パーソナルスタイリスト業が、ここ5~6年で変化しているということ。
書店に並ぶたくさんのスタイリスト本を見ただけでも
今までと違ったステージになったことを感じます。
たぶんこれまでは、
ちょっとオシャレが得意な方が、ファッションセンスでアドバイスする
といったレベルでも、ある程度は仕事になってきたかもしれません。
でも、そろそろプロとしての知識やスキルを身につけて
磨き続けないと、きちんと職業として成り立たせることが難しい時代に
なってきたと感じています。
10年前のやり方は、もはや通用しない時代なのかもしれません。
そういった流れもきちんと把握して、
今のお客様のニーズにどう応えるのがプロであるのかを
お伝えしていきたいなと思います。
もう何度も養成塾のテキストを改編してきましたが、
それだけでは次に続くプロに必要な知識やスキルが伝えきれないので
これからいろいろ新しい方法で、伝えていきたいなと思っています。
その準備も亀の歩みのように遅いのですが、少しずつ進んでます。
私の願いは、この仕事が後世に職業として残ること。
『あぁ、2000年代に流行ってメディアにも載った仕事だよね~』
なんて、昔話の話題になるような仕事にしたくないんですね。
だって、心からこの仕事が好きなので
時間は有限だし、体力もある方ではないので、
現役は続けるのですが、仕事の仕方を変えようとやっと思えた最近。
昨日のスタイリング実習で一生懸命な生徒さんたちを見て
もっと彼らが活躍できるようになるには、どうすれば?と
いろんな思考を巡らせたりしていました。
もちろんこれからも、現役パーソナルファッション®スタイリストです。
でないと、今の情報や手法を生徒さんに伝えられなくなったら
これからパーソナルスタイリストやスーツスタイリストになろうとしている
方々に失礼だと思うのが、私個人の考えなので。
自分が好きなことにどっぷりハマってるだけでなく、
周囲の人も幸せになるように、いろいろ考えて活動したいなと思います。
すみません、長いブログになってしまいました
最後までお読み頂きありがとうございました