今回の色彩情報は、
九州のカラー調査
に関する情報です。
出所:福岡カラーマーケティング研究会
九州造形短期大学、男女68名を対象にした「音」と「色」のマッチング調査です。
「音」と「色」、「音色」を感じてみよう。
10月26日(月)九州造形短期大学、男女68名を対象に「音」から受ける「色」のイメージを
調査した結果をご報告いたします。
まず、対象者全員にカラーカードを配布します。
カラーラインナップは
赤 オレンジ 黄 青 緑 紫 (これらはビビッドトーンです)
ピンク ベージュ 水色 黒 白 グレー
CDデッキから流れる音楽を聴いてもらい、
その「音楽」「音」からイメージされる、感じる「色」を
配布されたカラーカードを使って表示します。
音楽を流す時間は1分程度です。
調査結果(正確な曲名ではなくジャンルにて表現します)
「環境音楽」(ヒーリング系) 水色 ピンク ベージュ
「ユーロビート」(アップテンポ)赤のみ
「宗教音楽」 黄 紫
「クラシック」(管楽器) 白 緑
「クラシック」(ピアノ) 水色 ベージュ
「サロンミュージック」 黄 青
「J-POP」(ラブソング) ピンク 黄
「音色」という言葉があるくらい、「音」と「色」は深い関係に
有ると思われます。
五感の中の「聴覚」と「視覚」この二つが
マッチング、合致することにより、
人間の快適度はアップするのではないでしょうか?
今回の調査は、音のイメージからCD等を発売する際の
CDジャケットのカラーリングに役立てていこうという
考えの下、実施いたしました。
九州造形短期大学非常勤講師
色彩総合研究所 色楽(しきらく)
福岡カラーマーケティング研究会 桑野優子