こんにちは。

マインドコーチ＆「居待月」という居酒屋を運営＆一般社団法人チアフルの代表理事をしております丸山伸予です。

今日もこのブログを開いてくださり、ありがとうございます。

人は大なり小なり、自分の親に対して様々な思いを抱えているものです。

私の場合は、両親が私が10歳のときに離婚してその後母子家庭になったので、母に言いたいことはたくさんありました。

実際、母に「母子家庭の家になんて生まれたくなかった」と言ったこともありますしね(^^;

ですが、この歳になって思うのは、どんなに傍からみて幸せそうに見える家でも、それなりに両親に言いたいことのひとつやふたつはあるということです。

先日、居待月にいらした若い男性のお客様は、お父様からＤＶを受けて育ったけれど、「あれがあったから社会人になったときは大抵のことは楽に思える」と、おっしゃっていました。

また彼は、高校卒業後家を出てから全くお父様と会っていないということでしたが、もし会って一緒にお酒を酌み交わせるなら、それもありだとも。

私をそれを聞きながら、きっと彼は魂（精神）的にとても大人なのだろうなと思いました。

50歳を過ぎてもまだ、「ひどい親に育てられた」とか「親のせいで自分はこんな風になってしまった」と愚痴をいう人もいますよね。

確かに、酷い親に育てられたという記憶は、とても辛く悲しいことだと思います。

ですが、子供は親を選んで生まれてくるとも言いますし、神様（天）は皆乗り越えられない試練は与えられないともいいます。

私は常々、子供は親より魂年齢が高いとこのブログでも書いていますが、親は子供を育てるのではなく、親が子供に親として育てられるのだと思うのです。

上記の彼もきっと、苦労してきたことで同学年の子供より早く大人になったのではないでしょうか。

私は学生時代は、母が勝手にちゃらんぽらんな父と結婚なんてするからダメだったなんて思っていましたが、大人になってからは母の気持ちも理解できるようになりました。

母はいち早く家を出たかったのでしょう。

母の時代には、結婚以外で女性が家を出ることは、とても困難だったでしょうから。

ですが、離婚後も母は私たち兄妹をちゃんと育ててくれましたし、いつでも私たちの意見を尊重してくれていました。

それは、母が自分の母親（私の祖母）にあれこれ制限をかけられていたからに違いありません。

どんな親にも子供時代はあったわけで、親も自分の両親にされたことやしてもらったこと経験を元に子育てをするのです。

ですから、もしかしたらＤＶをする親は、親自身もＤＶを受けて育ったかもしれないのです。

子供の私たちが「親にもきっと、つらい子供時代があったに違いない」と親を許すことが出来れば、親のことをずっと怨んで生きる必要な無くなるのではないでしょうか。

もし、親のことが許せないのなら・・・

ほんの少しだけ、親の育ち方や、そうなった原因があるかも知れないと想像してみませんか？

親に優しく抱きしめられた記憶が無いのなら、大人になった自分が子供時代の自分を「よくやってきたね」と抱きしめてあげましょう。

親もひとりの不完全な人間です。

嫌な親と仲良くする必要はありません。

ただ、親を恨んで生きるより、そんな親に育てられたことが、自分の人生において何かしらの学びになっているかも知れないと思って生きる方が、数倍生きやすいはずです。

そして、親に愛されたかったと思うこと自体が、自分は親を愛していることの証ですものね。

自分をより理解して望む現実を手に入れる無料のメルマガも書いています。

★一般社団法人チアフルのホームページはこちらです

親のことを今でも許せない人へ☆