こんにちは。
私が日ごろ「おばあちゃんは、お母さんが看てやらないと死んでしまうから、家ではおばあちゃんが一番なのよ」と、育てていた為、おそらく息子には無意識の我慢を強いていたのでしょう。
子供を成人させた後の母親にも、女性として、人間としての一生がまだまだ残されています。
女性の自立サポートコーチの丸山伸予です。
世の中で、自分の子供が一番大事
そう思っているお母さんは、きっと沢山いると思います。
かくいう私も、以前はそんな母親でしたから^^
私は30歳のときに、98時間という難産の末息子を授かりました。
子宮口が開かず、陣痛がバンバンきているのに子供が産まれない・・・
背中に麻酔を打っても陣痛の痛みは軽減されず、約4日間陣痛室にいて、ようやく5日目の朝分娩室に移動になりました。
鉗子分娩で出産した後も、後産の痛みがひどく笑気麻酔を施され、分娩室に入る時も出る時も車椅子で移動しましたっけ(^^;
そんな難産を経験したので、私は出産の苦しさを忘れることが出来ず、ふたりめの子供のことなど考えられるはずもありませんでした。
(もっとも、その後難病の母の介護のため、ふたりめという選択肢はゼロになりました)
さて、私にとって大事なひとり息子は、難病の母が我が家にいたため、大変聞き分けの良い子でした。
(いえ、私が聞き分けの良い子に躾けたのでしょうね)
ですが、1歳から肺炎に罹ったり、就学前には髄膜炎に罹ったりと、入院を余儀なくされたこともありました。
(いえ、私が聞き分けの良い子に躾けたのでしょうね)
ですが、1歳から肺炎に罹ったり、就学前には髄膜炎に罹ったりと、入院を余儀なくされたこともありました。
ですので私は、母親の言うことを素直に聞く小さな息子が健気でしかたありませんでした。
また、その頃私は、ただただ息子が健康で元気なら、それだけで幸せだと思っていました。
けれど・・・
人って、ひとつのことが叶うと、次々期待をするものです。
元気だけでは飽き足らず、英会話(元夫が強く勧める)、スイミング(身体が弱かったので)、ピアノ(音楽をさせたかったから)や、就学前にひらがなを覚えさせようとしたり・・・(^^;
気付いたら、息子には元気以上のものを、たくさん期待していた気がします。
もっとも、就学前に習わせたものは、ほとんど長続きせず彼の身にもなっていないと思うのですが(^^;
ただ、特に私の母が他界してからは、私の意識が息子ひとりに向きましたので、今までしてやれなかったことをさせたいとか、中学受験するなら〇〇中学が良いとか、それこそ「息子命」になっていた時期があったことは否めません。
ですが・・・
子供はいつか巣立って行くものなのです。
と、いうか、巣立って行かれるように教育するのが、親の務めなのです。
いつまでも、親のスネをかじって家にいてもらっては困るのです。
それに気づいたとき、私は子育てが終わった後、自分自身が打ち込めるものを見つけたいと思ったのです。
それに気づいたとき、私は子育てが終わった後、自分自身が打ち込めるものを見つけたいと思ったのです。
人によっては、趣味とかボランティアなどでも良いのかも知れません。
けれど、私は社会のなかで、誰かの役に立ちたかったのです。
そして、自分の働きの対価としてお金を頂戴できるような「自分の仕事」を得たかったのです。
具体的に個人事業主として動きだしてから、私は今までなんだかんだ言って、息子に依存していたことがわかりました。
一人前に育てることが親の義務といいつつも、息子にあれこれ口出ししていた私は、やはり息子自体に依存していたのだと思うのです。
それは、息子に頼るという意味の依存ではなく、息子がいなければ自分の存在価値がない・・・そんな意味の依存だったと思うです。
ですから、それ以降は出来るだけ自分で出来ることは自分でさせるようにしましたし、息子に過大な期待を抱くこともやめました。
息子の大学も、自分で決めさせました。
息子がどこの大学に行こうとも、それは息子自身の問題であって、私の人生には何の影響も及ぼさないからです。
受験当日も、朝食を作った後は、私は外出していましたっけ。
私が家で心配していても、何にもなりませんものね。
そんな風に、私は何も受験に関わりませんでしたが、本番に強い息子は私学の第一志望大学に入学することができました。
その後、私は元夫と離婚することになり、息子は元夫と一緒に暮らしていますが、就職も自分で決めて、自分が望む仕事に就いているようです。
親が側であれこれ言うより、自分で考え、自分で選んで、人生を切り開いていってくれたら、それでいいのだと思うのです。
息子は、今も私にとって大切な存在です。
ですが、どこにいようと、どこで何をしようと、私は彼が生かされていることに感謝して、自分がやりたい仕事を喜んでやっているのなら、それで充分だと思っています。
もし、ずっと一緒に側にいて、息子の就職の心配をし、あれこれ口を出していたら・・・
私は息子を手放すことが出来なかったかも知れません。
それこそ、息子に依存して、結婚しても一緒に暮らそうなんて、恐ろしいことを言っていたかも知れません(笑)
子供を成人させた後の母親にも、女性として、人間としての一生がまだまだ残されています。
子供に依存して一生を送るより、自分自身に期待して、人生を謳歌することを選びませんか?
すると、今まで見えていたと思っていた景色が、まったく違ったものに変わるに違いありません。
ただ、本当の自分に本音を知って、自分でそれを選択し行動すればいいだけです。
☆11月あたりに、「幸せなただのおばさんからの脱却」をテーマに、おしゃべり会かお茶会のようなものをしたいと思っています。
日程が決まりましたら、またこのブログでも告知させていただきますね^^
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