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こんにちわ。
自分軸発見プロデューサーの
加藤敬です。
いよいよ残り2回
9日目の今日は・・・
『⑨自分やお客様に対して”嘘”をついたことはありませんか?』
と題してお送りいたします。
私、この時期になると
毎年、思い出す出来事が
あります。
それは今から
10年前の12月
とある寿司チェーンを
辞めました。
それ理由は・・・
「私には、お客様に腐った料理は出せない!」
ということが
留めでした。
和食の世界は、
板長(年長者)には絶対服従
という考えがあります。
当時私が店長という名目でしたが、
実際には板長が
お店の実権を握って
いるのがこの世界です。
板長が、部下である調理人に・・・
「あいつの言うことは聞くな!」
と言えば、誰も歯向えなくなります。
もし歯向えば、それは・・・
「この世界で働けない」
という見えないプレッシャーを
掛けられるため、
誰も歯向えません。
しかし、私は責任者として・・・
「お客様の口に入れてはいけない!」
と料理の販売を拒否しました。
明らかに、腐りかけている
臭いが出ている商品は、
出せませんでした。
私が辞めてから数年後、
船場吉兆の事件の
が起こりましたが、
まさに和食の世界だからこそ
起こる事件です。
お客様が万が一、
食中毒になり、
最悪、死亡するケースも
あります。
私自身、今まで嘘をついたことが
ないとは言いません。
しかし・・・
命にかかわることは、
いけないという
判断基準は持っていると
自負しています。
また私の実父が、
お店の営業許可を出すなど
保健所の職員だったということも、
良い意味でブレーキを
かけてくれたと思います。
お客様の気分を
上げるための嘘は、
許されるものだと思います。
しかし・・・
お客様の不利益になる
“嘘”はいけないと思います。
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~ 今日のセルフチェック ~
■仕事の中で、お客様に嘘をついて
後悔していることはありませんか?
■会社のため、家族のため。
仕方なく上司の命令に
従ったことはありませんでしたか?
追伸
現在、WOWOWで「誤断」という
ドラマが放映されています。
ある製薬会社が
薬害の隠ぺいしたという
お話なのですが・・・
会社員であれば、
命令に背けない・・・
簡単には、会社を辞めることは
できないですから・・・

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