

毎朝6時のちょこっとタイム
“リラックス”した気分でお読みください。


今日は「普通と思っていることが、幸せ。。。」について書いてまいります。
ずっとお休み続きで、すみません。今日はちょっと寂しい内容になりますが。。。
その分、皆さんにも"生きていることの幸せ”が、少しでも伝われば。。。と思っております。
私の子供のことのお話をさせていただきます。
私自身、小学校4年生の時、ブランコの下に入ってしまったボールを取りに行って。。。
大きな振り子と化したブランコに飛ばされた経験がありました。
教室に帰ってきて、1時限を受けたあと、あまりにも目の上の腫れがひどくなり、帰宅許可。
しかし、バス停でバスを待っている間に。。。
そして意識が戻ったのが、3日後。
見慣れない景色。母親の顔がうっすら見え「酸素ハウス」の中に入っていた自分に気づきました。
当時、まだCTスキャンなどなかったため、脳波検査ができる県内の国立病院まで、4市をまたいで救急車で運ばれたとのことでした。
初めての入院。ふと横を見ると、見慣れないおじさんがベットの上で、ニコニコしていました。
私とおじさんの2人部屋。いつも気遣ってくれるやさしい笑顔が印象的なおじさん。
入院してから数年間、同じ病室から出ることのない毎日を送っていたおじさん。
そんな生活の中でも、いつもニコニコしていられるおじさんの笑顔。
子供心に"凄いな~”と感じていました。
私の脊髄液を取るために、太い注射をされた時も。
私が泣かなかったことをいつも褒めてくれたことを今でも思い出します。
「おじさんがあの太い注射をされると、いつも泣いちゃうけど、泣かなかった僕は凄いな~」と。。。
ベットでの生活も10日間。何も出来ない自分を、母親がずっと泊りがけで看病してくれたこと。
そしておじさんの笑顔がどれだけ私の支えになったことか。。。
しかし、こんな思いをしたにも関わらず、健康に感謝することのない毎日を送っているうちに。。。
「この生活が当たり前」となっている、現在の自分がいます。
病室の窓から見える公園の"あの桜を下から眺めてみたい”
私が書いた"おじさんの似顔絵”を大事に病室の壁に貼ってくれたこと。。。
おじさんにとっては、その一つ一つが、大切であり、笑顔の源だったのかもしれません。
私が退院後、検査のために病院にいった時には、もうおじさんはそこにいませんでした。
その時、母親は「他の病院に移ったそうだよ」と答えてくれましたが、数年後母の口から。。。
私達は、健康でいることが一番大事。
しかし、健康であるがゆえに"横柄な態度をとる”
健康がゆえに、自分の子供に対して、危害を加えてしまう。
私も、今回このように文字とみると、あの辛い生活がふとよみがえってきました。
今、体調が悪くても、きっと回復して"普段どおりの生活ができる”
そう思えるだけで、幸せと思わなければと感じます。
いつも思うことですが。。。
大きな自動車事故を経験した人は、猛スピードで走る車を見て。。。
「事故したことないから、分かるはずもないような~」
病院内で大声を出しながら、窓口の人に向かって自分の訴えを通そうとする人を見ながら。。。
「大病したことがないから、他人のありがたさがわからないんだろうな~」
普段の生活が=あたりまえ。 これほど幸福なことはないですが、ついつい忘れてしまうのも人間。
悩み事が少ないから、深く悩む。
悩みごとが多すぎると、悩んでいても仕方がない。
そう心から思える日を、いつか迎えたいと思っています。
長文になりましたが、最後までお読みいただきありがとうございます。
春&冬の入れ替わりの時期です。
皆様も、くれぐれも体調を崩されませんように。。。

**************************************
【公式ホームページ】

~伝えたい“大切な7つのメンタルメソッド”~
① セルフイメージ ② 失敗から学習する
③ 経験を入れ替え ④ スイッチを入れる
⑤ 自分にメッセージを送る ⑥ 信念を持つ
⑦ 自分を信じる
「難しい言葉を わかりやすい言葉にかえて、お伝えしてまいります」
*4月11日(水)横浜にて、セッションを行います。