長野県パーソナルカラー診断
色と香りのスタイリスト®︎
Drop 浦野法子
〜とびきり似合うに出逢う場所〜
私が軽い気持ちで足を踏み入れてしまった
〝香道〟の流派は「志野流」シノリュウ。
無駄のない所作が特徴の流派だそうです。
他には「御家流」オイエリュウ等があります。
「香道」とは江戸中期に完成された日本独特の芸道で、「茶道」「華道」と並ぶ日本の三代伝統文化の一つです。
簡単に言うと、〝香りの当てっこゲーム〟。
香りは全て天然の「香木」コウボクを使い
※香木=心地よい芳香を持つ木材のこと。沈香ジンコウ、白檀ビャクダン、伽羅キャラが有名である。
香炉で温まった香りをみんなで回しながら
「香りを聞いていく」
最初に今日の香りはこんなテーマですよ!という和歌が伝えられ、イメージを膨らませながら一人一人順番に香っては次の人へ香りを回していきます。
ちなみに今日の和歌は
〝琴の音に 夆の松風かよふらし いつれの緒より しらへ初けん〟
※お琴を弾いていたら山から風が吹いて来て、松の香りがする。いつのまにか琴の音色と松の香りが混ざり合っている。どの音から、音と香りが混ざり合ったのかしらね。
今日の香りは「琴」と名前がつけられた香りと
「松風」と名前がつけられた2つの違った香りを聞き比べていきます。
順番に回って来た香炉
あっちへ回して、こっちへ回して、右手で取って…などなど一挙手一投足に独特の作法があります。
初心者の私にはお作法はどうでもよく
とにかく香りを香ってみたかったのですが
一応作法は見様見真似で、なんとかこなし
いよいよ私の番!
あ〜なんてほのかな、集中しないと分からないほどの香りです。温かくほんのり立ち上ってくる
初めて香らせて頂いた香木コウボクは
お香やお線香を、うんと優しくした様な香りで
甘さが優しく、繊細な細い香りは心の底まで癒される感じがしました。
「琴」と「松風」の香りの当てっこゲームだけど
当たろうが当たるまいが私には関係なく、香りを存分に堪能できた時間でした。
写真NGなので雰囲気伝わるか不安です。
「茶室」「お着物」「お作法」「静粛な時間」
そして「香り」…
なんとも素敵な場所にタイムスリップした様でした。
講座は月一の6ヶ月。
場違いな私だけどまた行っちゃうよ!
にしても正座で1時間…きつかったぁ〜
ではでは、今日も自分にときめく1日を♡