
評価:★★★★★
ターミネータとかマトリックスとか。
ああゆう問答無用に勢いのある楽しいSF映画が
ハリウッドでも少なくなってきた今日この頃。
インドからこういうのが出てきたのがすごく嬉しい。
本格的なVFXで、ターミネータやマトリクス系の楽しさが味わえる。
かといって、よくあるくだらん二番煎じ映画とも違う。
これはこれで独自のパターンの完成形だ。
超ハイテクのアンドロイドがヒーロー的大活躍をするというのは
SFでよくある話なのだが、いきなり格闘技やダンスを披露したり、
基本がギャグの連発だったり、冒頭からかなり変なノリを示す。



電車を横に走る。

ビルの火事で住民を救出して大活躍。
でも、インドならではの致命的なミスを犯す。

マドンナの女子があまりにも美しすぎる。
ミスユニバースらしい。
アンドロイドは人間の彼氏に嫉妬し、対抗心を燃やす。
それがとんでもない悲劇を生む。

インドならではの造形。こういうのは変に嬉しい。

基本、この映画はすべてが大げさ。
超漫画的なデフォルメが気持ちいい。

というわけで、SFであり、かつ、コメディなのだが、
さらに素晴らしい映像美が入ったりする。
これなんだろ、このエメラルドグリーンの水が散りばめられた砂漠。
もしかして『ザ・フォール/落下の王国』のあそこと同じ場所なのかなあ。
美し過ぎる。









そしてこの映画の最も画期的なところは、
ミュージカルまで融合していることだ。
SFとミュージカルなんて水と油であり得ない組み合せ。
スターウォーズでジェダイとダースベーダ―が歌いだしたりとか、
ターミネーターでシュワが歌いだしたり、絶対にあり得んし。
そんな不可能なことをさらっとやってしまうインドは。
やはり将来中国を超える勢いの国だけあって神がかっている。
↓これはヒマラヤでの民族ぽさ満点のミュージカルショー。






最後のクライマックスの方になってくると、
いよいよ何でもありのぐちょぐちょ状態に。
素晴らしい。
素晴らしすぎる。
SF、コメディ、ミュージカル、映像美、
ありとあらゆるエンタメ要素を一つの映画に詰め込んだ、
これまでになかった新しい娯楽映画のジャンル、
総合エンタメ映画の衝撃的な誕生だ。


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