「北島~、暇だったら出ておいでよ~。」
「千里さん、どうしたんですか突然?」
「恭子と美紀と飲んでたんだけどさぁ、アンタもおいでよ~。
「どうせクルマ出せってことなんでしょ?」
「へっへー、大当たり。」
「わかりましたよ、10分後には行きますから。」
どうやら千里は北島くんを呼び出したようだ。
いつもながら強引なことをすると思った。
「悪いよ、ムリヤリ・・・。」
すると千里はアタシの耳元で囁いた。
「アイツ、美紀とアタシだけだと出て来ないんだよねぇ~。」
そうなんだと思い、まんざら悪い気はしなかった。
それに彼がアタシに好意を持っているのも薄々は感じていたし。
そうこうしているうちに北島くんが来た。
「ご希望通りクルマ持ってきましたよ。」
「うむ、ご苦労!」
「千里ったら。ごめんね北島くん。」
「いいんですよ別に。で、どちらに連れてけばいいんです?」
「よーし!カラオケ行こうカラオケ!」
そんな流れもあって、アタシ達は近場のカラオケBOXに行く事になった。
続く