「失敗に応援される専門家」の
荒井タカヒデです。
今日はお寺でお手伝いをしてきた
のですが、
そこでこんなお法話が聞けました。
ある男が閻魔（えんま）大王の
計らいで、餓鬼の世界（地獄の世界）
と極楽の世界を見学させてもらいました。
餓鬼の世界には大きな食堂があり、
美味しそうなご馳走が並んでいます。
でも、とても騒がしくて、
大勢の人々の手には、
１メートルほどもある箸が
結び付けられています。
人々はご馳走を食べようとしますが、
箸があまりにも長いため、
邪魔になって、テーブルの上の
ご馳走を自分の口に入れることが
できず、
皆、もがき苦しみ、
痩せ衰えた姿になっています。
次に、極楽の世界に案内されます。
そこにも大きな食堂があり、
同じようにご馳走が並んでいますが、
実に静かで、
何かしらほのぼのとした雰囲気さえ
漂っています。
人々の手には、やはり餓鬼の世界と
同じく、１メートルほどの箸が結び付け
られています。
ところが、餓鬼の世界と同じ条件にも
かかわらず、
皆が楽しそうにご馳走を食べているでは
ありませんか。
お互いに向かい合い、
相手の口に食べ物を入れあって
食べているのです。
つまり、人に与えることによって、
自分もご馳走を口にすることが
できるのです。
餓鬼の世界では、
人々が自分一人のことしか頭になく、
「自分さえよければ」
という心によって、
ついにご馳走を食べることが
できませんでした。
しかし、極楽の世界の人々は、
自分のことより、
まず周囲の人々が幸福になることを
願うことにより、
ご馳走を食べることができました。
この話は、
同じ条件のもとでも、
心のありかた次第で、
餓鬼の世界にもなれば
極楽の世界にもなる
ということを教えてくれています。
僕の世界観から見ると、
「愛」です。
いつもは心理学や哲学の本を
読み漁ってますが、
たまにはこういった仏教の法話に
触れるのもいいですね。
そんな信心深いわけでは
ありませんが、
心が洗われる時間でもあります。
ただ今
「失敗に応援される心理学」のメルマガ準備中です。
どうやったら恐れずに「行動」できるのか？どうやったら「失敗」を学びに変えて「成長」出来るのか？
僕の体験と共に発信していきます。
今日もここまでお読みいただき、
ありがとうございます。
～つづく～
全てを変えるのは自分のココロ。
まずは自分のことを理解すること。
※無料のワークで