前回にグットニュースが報告出来たのも束の間、8月半ばを過ぎた辺りから身体が何だかしんどくなって来ました。
(薬の副作用が出てきたのかな?)
と思いつつベッドで過ごす日々… 実はその週末の土曜日にこちらで入っているスキューバダイビングクラブのBBQが予定されていたので、参加したいな〜、と思いつつしんどさに耐えていました。頭の中は
「抗がん剤を止めれば楽になるよ」
と囁きが常に聞こえていました。
木曜日、あまりに辛そうに私を見て、旦那が「薬、少し止めたって大丈夫だよ。またお休みすれば?」と言ってくれて、躊躇なくストップする事にしました。
土曜日、少〜ししんどさはとれたかな?と言う感じでBBQにはとても行ける状態で無く、泣く泣く諦め(行けてたら一生で最後のBBQになったハズです)、その頃から今度はお腹、胃の辺りが痛み始めたんです。
いつもはお腹の左下側、腸骨の上辺り(ステントが入っている)が苦しいのですが、今回は正しく胃、もしかすると肝臓の辺りが痛い。日曜もずっと痛くてあまり眠る事も出来ませんでした。
月曜日、意を決して病院のホットラインに電話。私はてっきり病院に検査に来い、と言われるかと思っていたのですが、ナースの指示は、
「ステントが正しく入っているかどうか、A&Eへ行って確認してもらって下さい。」
という事でした
前回腸閉塞でA&Eへ行った時は、苦しいなりにも救急車のベッドで待てたのでまだマシでしたが、今回はベッドでは待てないだろうな、と考えつつ、
「またステントが崩れてたら嫌だよ〜。また入れ直しになったら死ぬよ〜」
と、恐怖に怯えつつ、念の為に入院の準備もして、夜の8時頃にA&Eへ向かったのでありました。
A&E到着後、受付を済ませて、コロナ対策であまり人のいない廊下の隅に車椅子を寄せられて待ちました。A&Eには私の所から見る事が出来ませんでしたが、多分2〜30人ぐらいの人が来ていました。
待つ事1時間…アセスメントに呼ばれて、それからわりと直ぐに血液検査に呼ばれました。そしてまた待つ事1-2時間…とうとうドクターがやって来て、部屋に案内されました。ひと通りの経緯を簡単に話して、何しろ今日はステントがちゃんと入っているかどうかを確認してもらいたい旨を伝えました。担当してくれたドクターは凄く若い(多分)チャイニーズ系の女医さん。そこでスキャンとステントの専門医に診てもらうように手配してくれました。
直ぐにステントの専門医の登場。また経緯を話し、触診してもらいました。「CTスキャン撮るから、また待合室で待ってて下さい。」と言われ待つ事数十分…今度はCTのナースが登場し、長〜い廊下を渡って誰もいないスキャン室へ。この時点で夜中の1時頃だったと思う。カニュラーを入れていなかったので、薄暗い廊下の隅でカニュラーを入れてもらいました。(一度失敗された)(もう少し明るい所で入れて下さいよ〜)(今思い返すとかなりシュールなシチュエーション)
直ぐにスキャンを撮って、もと居た待合室でまた待つ事数十分…先程の専門医が来て、
「スキャンの結果を見た所、ステントは正しく挿入されたままだし、特に悪い所は見当たらないよ。救急で対応する事は無いから、今日は家に帰って良いですよ。」
「ただし腫瘍に付いては、前の映像が見れないので比べる事が出来ないから、オンコロジストと話して下さい。データは共有します。」
やった〜ステントはちゃんと入っているならあのステント地獄は味合わなくても良いのだな。良かった〜
と言う訳で、家に着いたのは夜中の3時過ぎでした。病院滞在時間約6時間。
おかげさまで胃の辺りの痛みはひいて、身体のしんどさも大分良いのですが、ステント辺りの鈍痛と背中側の痛みがずっと続いています。来週の水曜日にホスピスのナースに来てもらい、痛み止めの相談をする事になりました。
あと一つ。とても気になる症状が出てます。頭の腫瘍がまたモリモリと盛り返してきてるんです。明日辺りからまた抗がん剤再開してみようと思ってます。